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┃☆┃ ギヤモータの日常点検について
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ギヤモータを長く安全にお使いいただくためには、日頃から運転状態を確認しておくことが効果的です。
正常運転時のデータを取得し、ギヤモータの状態を把握・管理することで、
いつもと違った事象が見られた場合の良否判断が容易になり、
計画的なメンテナンスや修理・交換の準備など、早めの対応を行うことができます。
今回は、ギヤモータの日常点検・保守の中から音、振動、温度について点検ポイントをご紹介します。
▼音
ギヤモータ設置時に、初期の音の性質(音質・音量)を把握しておくことが重要です。
その後、日々の運転時に「音質や音量が急に変わってきていないか」「異質な音が混ざっていないか」を
確認してください。
※製品により音の性質は異なります。
▼振動
振動は据付方法に影響されるため、ギヤモータ設置時に初期の振動データを把握しておくようにします。
初期と同じ条件に対して「異常に振動が大きくなってきていないか」を判断します。
当社では、ギヤモータに振動センサを装着し、検知ユニットを介してその状態を常時監視することで、
突発的なギヤモータの故障を防ぐことができるシンプルな検知システム「状態監視システム S-CMS」を
ご用意しています。
ギヤモータの劣化傾向を把握・管理することで、計画的なメンテナンスや予備機の準備を行うことができ、
予防保全による生産ラインのダウンタイム短縮に貢献します。
「状態監視システム S-CMS」の詳細はこちらをご確認ください。
https://cyclo.shi.co.jp/product/feauter/system/s_cms.html?selection=category
▼温度
減速機部やモータの表面温度で簡易的に点検ができます。
「温度が異常に高くなっていないか」「温度が急に上昇していないか」を確認してください。
製品・仕様により異なりますが、減速機部の問題のない表面温度は、
ハイポニック減速機やサイクロ減速機の小さな枠番(6125以下)で【周囲温度+40℃以下】、
サイクロ減速機の枠番6130以上の大きいもので【周囲温度+60℃以下】で安定していることが目安です。
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