本記事は、メールマガジン配信時の情報です。最新の情報についてはお問い合わせください。
住友のギヤモータの機種選定方法についてご紹介します。 1)機械別負荷性質による選定 今回は、1)機械別負荷性質による選定をご紹介します。 ◆負荷係数とは 住友のギヤモータは、均一荷重・1日10時間の運転条件の下に設計されています。 負荷係数は、1日の運転時間と負荷の衝撃に対する値です。 a) 1日の運転時間 3時間以下の場合 b) 1日の運転時間 10時間以下の場合 c) 1日の運転時間 24時間以下の場合 1日の運転時間が10時間以下で均一荷重の場合の負荷係数=1.00をサイクロ減速機の選定基準とし、 ◆ギヤモータ選定方法について (1) 選定した負荷係数よりも大きなSF値を持つ枠番を選定。 SF ≧ [負荷係数] (SFとは、[減速機の許容入力容量(kW)]÷[モータ容量]の値です。) (2) 負荷(機械)が必要とするトルク値と負荷係数から、ギヤモータの出力トルク値を算出 [ギヤモータの出力トルク値] ≧ [負荷(機械)の必要トルク値]×[負荷係数] となる枠番を選定します。 プレストNEOやアルタックスNEOなどは、モータ容量に対してSF=1.0となる枠番しかありません。 ◆ギヤモータをインバータで運転する場合 インバータ運転する場合、直入れ運転と比べて低いSF(1.0~1.2)で選定することが可能です。 |
ページのトップへ▲ |