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新型センサレスベクトルインバータHF-430NEOシリーズを2020年4月に発売しました。
従来機種であるHF-430αシリーズの後継機として、使いやすさをさらに追求したインバータです。
三相200V級、三相400V級 5.5~55kW
操作パネルは、漢字表記(英語も可)のため、画面が見やすく直感的な操作が可能です。
例えば、加速時間を変更する場合、パラメータ番号(A120)を調べなくても、「加速時間」の表示から検索することで加速時間のパラメータを変更することができます。
また、カラー液晶のため、操作パネルの背景を3色(青、緑、灰)から選択できます。
複数台数のインバータを使用する場合、操作パネルの背景を青色、緑色、灰色と別々に設定して インバータを識別することができます。
(1) モニタ画面 | : インバータの周波数、電流、電圧など同時に3つの状態を表示できます。 |
(2) パラメータ設定画面 | : 周波数などを表示しながら、パラメータ設定ができます。 |
(3) ワイドモニタ画面 | : 周波数などの表示を拡大して表示することができます。 |
オプション基板がカセット方式のため、インバータ本体にワンタッチで取り付けが可能です。
本体表面からカセットを取り付けるため、外部からオプション仕様のインバータであることが 簡単にわかります。
オプションカセットは、エンコーダ(PG)フィードバックと通信オプションを用意しています。
(1) エンコーダフィードバック カセット | : HF-FB (エンコーダ付モータとの組み合わせになります) |
(2) 通信オプション カセット | : CC-Link、PROFIBUS、PROFINET、Ethernet |
操作パネルに時計を表示させることができます。(コイン電池CR2032が必要です)
時計機能を利用すると、インバータのトリップの来歴に発生時刻が記録されます。
冷却ファン、電解コンデンサに長寿命品を採用しています。(設計寿命10年)
寿命の警告信号によりインバータのメンテナンス時期をチェックできます。
耐圧防爆形(d2G4)もラインアップしているため、サイクロ減速機などのギヤモータと組み合わせることにより、従来機種と同様の機械に適用できます。
適用例 : 搬送機械(コンベヤ、リフター)、撹拌機、化学機械、紙工機械など
http://cyclo.shi.co.jp/document-download/listdocument/?category_id=5&documentset_id=18&stoppage=0
以上、新型センサレスベクトルインバータHF-430NEOシリーズの特長と用途についてご紹介しました。
なお、お客さまの用途に応じた製品をラインアップしていますので、 製品についてお気軽にご相談ください。
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