導入の経緯
小型で初期投資を抑えられる配膳ロボットが欲しい
すでに他の店舗ではAGV(無人搬送車)を使用されていましたが、とよなか茶寮で使用する場合、そのAGVでは大きすぎる、またルートを設定するために床に磁気テープを引く工事が必要なため、かなりコストがかかるという問題がありました。
そこで、小型であることに加え、工事無しでルートの設定ができる自律移動ロボットKeiganALIを導入いただきました。
※とよなか茶寮は現在閉店しております。尚、KeiganALIは別店舗にて使用中です。
全国に展開する和食レストラン
がんこフードサービス株式会社様は、大阪を中心に全国に展開する和食レストランです。
お客様にご満足いただける「美味しい」お食事はもちろん、がんこフードサービス様ならではの「場」や「ひととき」を提供されています。
さまざまな業態の店舗を展開されているなかで、とよなか茶寮は落ち着いた格調高い雰囲気と、華やかで上品なお食事を提供する「茶寮」型の店舗になります。
そのため、より一層心のこもったサービスを心がけておられます。
以前はスタッフがワゴンを使ってお食事や使用済みの食器を運んでいましたが、業務負荷が大きく、また店舗が混雑しているときはお客様対応を速やかに行うことが難しい場合もありました。
そこでがんこフードサービス様はKeiganALIに食器の運搬を任せることで、業務の効率化を図っておられます。また、1つの作業(運搬)が省略されたことで、スタッフがお客様への対応に集中できるようになり、「おもてなし」に重点を置いたより質の高いサービスを提供できるようになりました。
導入の経緯
すでに他の店舗ではAGV(無人搬送車)を使用されていましたが、とよなか茶寮で使用する場合、そのAGVでは大きすぎる、またルートを設定するために床に磁気テープを引く工事が必要なため、かなりコストがかかるという問題がありました。
そこで、小型であることに加え、工事無しでルートの設定ができる自律移動ロボットKeiganALIを導入いただきました。
評価いただいた点
店舗では常にスタッフが忙しく動かれているので、配膳ロボットにはしっかり動く、止まるといった基本性能の高さと、瞬時に機器の位置把握や操作ができるような使いやすさが求められています。KeiganALIの汁物も運べる*1安定性と、スタッフが動きながらでも操作しやすいユーザビリティ―を評価いただきました。
また、KeiganALIに取り付けている操作タブレット以外のデバイスでも、KeiganALIを遠隔操作で厨房に戻すことができ*2、忙しいレストランならではのニーズに対応しています。
*1:現場の状況やアタッチメントの性能によります。
*2:追加設定が必要です。
導入の結果
KeiganALI導入当初は現場の戸惑いが強かったようですが、負担に感じていた業務を担ってくれるため、徐々に受け入れられていったとのことです。「KeiganALIに対する印象は180度変わりました。」とのお声もいただきました。
また、「システムのアップデートを重ねていく中で、性能や操作性がどんどん向上していったと感じました。これからのさらなるパワーアップを期待します。」と今後へのご期待もいただいています。