1926-
ドイツで生まれた独創的な機構 サイクロ減速機の誕生
1926年、ドイツのローレンツ・ブラーレン氏が、カメラのシャッターからヒントを得た独創的なサイクロ減速機の機構を考案し、1928年には世界各国で基本特許が成立しました。
1931年、同氏はミュンヘン市内にサイクロ社を創設、サイクロ減速機の生産を開始しました。当時のドイツは好景気の最中でもあり、サイクロ減速機の高品質・高性能が認められ、好調なスタートを切りました。
--------本サイトは、2019年のサイクロ減速機国内生産80周年を記念して制作した特設サイトです-------- サイクロ減速機は、時代とともに技術革新を重ね、今なお進化を続けています。 私たちSumitomo Drive Technologiesは、これからも動き続けます。
1818(明治21)年、愛媛県の別子銅山で使用する機械・器具の製作と修理のために「工作方」が設置されました。これが住友重機械の創業です。
1911(明治44)年に直流電動機第1号機(3.7kW)を製作し、1939(昭和14)年にはサイクロ減速機の国内生産を開始。現在の当社PTC事業部へとつながっています。
2003(平成15)年には、パワートランスミッション事業の国内外グループ会社共通のグローバルブランド “Sumitomo Drive Technologies” を導入。グループ経営を強化し、一貫性・継続性のある事業体として世界を舞台に活動しています。
減速機は、モータなどのスピード(回転数)を落とし、そのかわりに大きな力(トルク)を得るための装置で、世の中の「動くところ」に欠かせない存在です。サイクロ減速機は、独創的な円弧系(トロコイド系)歯車を用いた機構により、優れた耐衝撃性と高効率を実現しています。
※『サイクロ減速機』『サイクロ』は住友重機械工業株式会社の登録商標です。
more information国内60 %
世界10 %
※すべて2019年3月時点
1926年、ドイツのローレンツ・ブラーレン氏が、カメラのシャッターからヒントを得た独創的なサイクロ減速機の機構を考案し、1928年には世界各国で基本特許が成立しました。
1931年、同氏はミュンヘン市内にサイクロ社を創設、サイクロ減速機の生産を開始しました。当時のドイツは好景気の最中でもあり、サイクロ減速機の高品質・高性能が認められ、好調なスタートを切りました。
サイクロ減速機の機構のヒントとなったカメラのシャッター
サイクロ社からサンプル輸入した専用特殊工作機械
サイクロ減速機 国産試作初号機
グラスライニング撹拌槽駆動用特殊立形サイクロ減速機
1989年サイクロ50周年
1993年発売のアルタックスギヤモータ
2006年に開設したベトナム工場