製品に関するご質問

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SFシリーズとHFシリーズの違いは?
SFシリーズは簡単な運転用として最適です。HFシリーズは高性能シリーズで定トルク運転に最適です。
また、このHFシリーズには耐圧防爆合格シリーズがラインナップされています。
単相電源で使用できるインバータは無いのか?
単相100V電源で使用できるインバータはCAIシリーズ(40W~90W)になります。
単相200V電源で使用できるインバータは
  • CAIシリーズ(40W~90W)
  • SF-520シリーズ(0.2kW~1.5kW)
  • HF-520シリーズ(0.2kW~2.2kW)
  • HF-X20シリーズ(0.2kW~2.2kW)
  • HF-620シリーズ(0.2kW~2.2kW)
になります。
尚、いずれのインバータでも駆動モータは三相200V仕様なります。
爆発性雰囲気で運転できるインバータはありますか?
弊社インバータは防爆構造ではないため、爆発性雰囲気に設置し使用することはできません。
弊社では爆発性雰囲気でご使用可能な耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)を用意しています。
耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)は、必ず専用インバータをセットでご使用してください。
耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)と組み合わせ可能なインバータ:HF-620シリーズ、HF-X20シリーズ、HF-430NEOシリーズ
防爆雰囲気で耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(商用電源用)をインバータで運転していいか?
防爆雰囲気で商用電源用耐圧防爆(d2G4)モータをインバータ運転で使用することはできません。
インバータ運転には、耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)と認定条件で指定されたインバータを使用する必要があります。
耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)と組み合わせ可能なインバータ:HF-620シリーズ、HF-X20シリーズ、HF-430NEOシリーズ
インバータ運転用耐圧防爆(d2G4)モータを商用電源で運転してもいいか?
耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)を商用電源で運転することは可能ですが、防爆雰囲気での運転は認められていません。防爆雰囲気で使用する場合は、必ず、認定条件で指定されたインバータで運転してください。
既設の耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)において、インバータのみを更新する場合の注意は?
既設の耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)において指定されているインバータ形式をご確認ください。更新するインバータが指定形式であれば更新可能ですが、指定形式以外の場合は、モータとセットでの更新または、弊社サービスによる保守点検・銘板交換が必要です。
耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)でブレーキ仕様は、製作可能ですか?
弊社の耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)ではブレーキ仕様は製作していません。
耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)で特殊電圧380V仕様の製作可能か?
400V級インバータ運転用耐圧防爆(d2G4)モータの合格定格(電圧/周波数)は、400V/50Hz,400V/60Hz、440V/60Hzのため、380Vは合格範囲外となります。
耐圧防爆モータに使用するインバータは、どの機種でも良いか?
耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)は、インバータの機種を限定した組合せで検定を受け、合格後認証されます。
モータの銘板に記載のインバータと異なるインバータで運転する場合は、認定の範囲外(未認証)となります。
中国向け耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)を製作できますか?
弊社の耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)シリーズは、日本の規格で設計、認定を受けたモータです。
中国の防爆規格認定は受けておりません。
単相電源で使用可能な耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)はあるか?
弊社の耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)とセットで検定合格した単相200V電源用インバータとしてHF-X20シリーズ、HF-620シリーズ(0.2kW~2.2kW)、をご用意しております。 インバータの電源は単相ですが、モータは三相になります。
カタログに記載しているケーブルサイズは何メータまで適用できるのか?
配線長が20~30mまでの適用となっています。配線距離がが20~30mを超える場合は動力線を太くする必要があります。
長距離配線時の問題点は?
  • 1.
    ケーブルでの電圧降下が大きくなるため、モータ入力電圧が低下し、モータの出力トルクが不足する可能性があります。また、電流値が増加することで、モータが過熱する可能性があります。
    一般的な対策:
    • ケーブルサイズを太くすることでケーブルでの電圧降下を低減します(選定の目安:ケーブルでの電圧降下3%以内)
    • V/F制御時の低速時・始動時のトルク不足には「トルクブースト」の調整を行います。電流値が増加する可能性があるため、モータ過熱に注意します。
  • 2.
    高調波による漏れ電流が増加することで、漏電遮断器や漏電リレー等の不要動作、周辺機器へのノイズの重畳、インバータが過電流保護動作をするといった可能性が考えられます。
    一般的な対策:
    • 使用している配線ケーブルの敷設備を大地から離します。
    • 対地浮遊容量の小さいケーブルを使用します。(IV線⇒CV線)
    • シールド線や金属配線の使用をやめます。この場合、ノイズによる影響、不要動作が生じる可能性があります。
    • ノイズ対策にはインバータの出力側に零相リアクトルを使用します。
  • 3.
    マイクロサージが発生し、モータの絶縁破壊に至る場合があります。
    一般的な対策:
    • 絶縁強化(マイクロサージ対策)のモータを使用します。弊社インバータ用モータは絶縁強化(マイクロサージ対策)されたモータになります。

上記以外の対策については、「お客様相談センター」までお問い合わせください。
欧州指令(CE)[のEMC(電磁両立性)指令]を要求される場合は、配線長が制限される場合がありますので、ご使用のインバータの取扱説明書、テクニカルマニュアル、ユーザーズガイドをご参照ください。

インバータとモータ配線の最大配線長は?
ご使用ケーブルの種類・ご使用の環境によって変わりますため、インバータとモータ最大配線長は既定しておりません。センサレスベクトル制御時のモータの安定動作を考した場合、20~30m以内でのご使用を推奨します。欧州指令(CE)[のEMC(電磁両立性)指令]を要求される場合は、配線長が制限される場合がありますので、ご使用のインバータの取扱説明書、テクニカルマニュアル、ユーザーズガイドをご参照ください。
インバータ,モータ,ノイズフィルタの接地方法は?
インバータは、感電防止のために必ず接地してください。
また、インバータの接地は、専用接地とすることを推奨します。これが不可能な場合、接地点の機器と接続される共用接地とし、接地線を分岐させ他の機器と共通の接地は避けます。
インバータ,モータ,ノイズフィルタの接地線には、高周波成分の多い漏れ電流が多く流れます。この漏れ電流により、他の機器が誤動作する可能性があります。また、接地が不十分な場合周辺機器の誤動作の原因となります。注意してください。
200V系
D種接地(旧第三種接地、接地抵抗100Ω以下)
400V系
C種接地(旧特別第三種接地、接地抵抗10Ω以下)
インバータを水平設置可能ですか?
製品の保証は垂直に取り付けた状態になります。このため、保証はできません。

補足説明:
インバータ内部のリレーまたはコンタクタ接点には、取付方向指示があるため、垂直以外の取付方法の場合、接点不良を起こす場合があります。
また放熱面においても、発熱を自然対流でインバータの上方に抜くように設計されておりますのでインバータ本体の冷却効果が落ちる可能性があります。

雰囲気の悪いところでの使用条件は?

※下記の薬品・溶剤が常時、直接噴射される場所への使用はさけてください。

・適用不可能な薬品・溶剤の例
薬品 フェノール・ベンゼンスルホン酸
溶剤 ガソリン・白灯油・軽油・テレピン油・ベンゾール・シンナー
・適用可能な薬品・溶剤の例
薬品 塩酸(濃度10%以下)
硫酸(濃度10%以下)
硝酸(濃度10%以下)
苛性ソーダ・アンモニア水・食塩
溶剤 メタノール・エタノール・トリオール・メソプロパノール・グリセリン

注:
上記溶剤の適用可否は、プラスチックカバーの変形耐量に対する例であり、溶剤の引火・爆発に対する耐量があるということではありません。

補足説明:
その他の薬品・溶剤につきましては、別途ご相談ください。インバータの設置については、高温、多湿、結露、凍結する場所または水のかかる場所、塵埃、金属粉の多い場所は避けてください。 また、腐食性ガスや研削液などのない場所に設置してください。

1台のノーヒューズ遮断器に、インバータを複数台接続するには?
基本的には1対1の接続を推奨します。複数台接続する場合は、インバータの定格出力電流合計の200%程度で選定して下さい。
但し複数台接続した場合は、インバータの1台が破損すると短絡電流により遮断器が動作し、システムダウンしてしまいます。
インバータで運転しているが、力率改善対策の進相コンデンサはどうするのか?
インバータ運転時の力率改善は、インバータの1次側にACリアクトルを挿入するか、インバータにDCリアクトルを接続します。
インバータの力率改善は高調波の軽減により改善されます。インバータの入力側及び出力側には進相コンデンサは接続しないで下さい。
接続すると、コンデンサに高調波成分を含んだ電流が流れ、インバータが過電流トリップしたり、進相コンデンサが高調波により過熱、絶縁破壊、焼損事故に至る恐れがあります。また、インバータ故障の原因にもなります。
インバータ運転している電源ラインに接続されている誘導モータ用の力率改善用進相進相コンデンサについての注意点は?
インバータと同一電源系統で運転されている誘導モータの力率改善用にコンデンサ接続が必要な場合、コンデンサに適切な直列リアクトルを接続し、高調波電流を抑制するか、インバータ側にACL(入力リアクトル)、DCL(直流リアクトル)を接続するなどして高調波を抑制する等の対策が必要です。
対策を行わない場合進相コンデンサの焼損事故の原因になります。注意してください。
インバータの出力側に電磁接触器(MC)を設置してもよいですか?
原則として、インバータとモータの間に電磁接触器を設けて、運転中にON/OFFしないでください。(運転時に2次側をON/OFFすると、インバータに大きな電流が流れて故障の原因になります。)
インバータの停止中に、モータを切り換える場合や、商用電源との切換を行うために電磁接触器を設けることは支障ありません。なお、商用電源がインバータ出力端子に印加されないように必ずインターロックをとってください。
アナログ入力を30m以上配線する場合は?電圧入力(周波数設定信号:0-10V)を30m以上配線することはできますか?
電圧入力(0-10V)では、配線インピーダンスによる電圧降下および配線が長いことによる誘導ノイズ等の影響により、
  • 周波数設定値がずれる
  • 周波数設定が変動する
などの悪影響が出る場合があります。
このため、電圧入力は、配線長30m以下でご使用ください。
配線長30m以上で使用する場合には、電流入力(4-20mA)をご使用ください。
制御信号の電線サイズは?
0.75mm^2のツイストペアーのシールド線を推奨します。
リアクトル,ノイズフィルタの設置は必要?
リアクトルの取付は、力率改善,外来サージ抑制(入力リアクトルのみ),高調波成分の低減効果があり、それぞれの目的に合わせ設置します。
ノイズフィルタについては、インバータの入力系統に近接した、測定機器等がある場合には、誤動作を避けるために設置を推奨します。ノイズフィルタ内蔵でさらにノイズ低減が必要な場合には追加設置してください。
インバータの1次側用オプションのACリアクトルとDCリアクトルの使い分けはどうするのか?
共に、インバータ運転時の力率改善(高調波低減)を目的に使用しますが、ACリアクトルは、電源設備直下など電源インピーダンスが低い場合、電源ラインからサージ電圧が入ってくる場合などのインバータ保護用にも機能します。
DCリアクトルはコンパクトな取付寸法で省スペースになります。
インバータの力率は?
インバータ単体で、40~60%となります。インバータ運転の場合、電源から見た負荷はインバータになります。 この為力率改善を行うには、インバータの1次側にACリアクトルを設置するか、DCリアクトルの取付ます。これにより、約10%改善され、ACL,DCL両方の接続で、約15%改善されます。

インバータの力率は、電源容量、配線インピーダンスに依存し変わります。

オプションの接地線の太さは? オプション(ACL:入力リアクトル,DCL:直流リアクトル,NF:ノイズフィルタ)の接地線の太さは?
万が一の事故のことを考え、適用インバータの接地線サイズと同等としてください。
瞬停再始動とはどのような機能なのですか?
瞬時停電から復電した後、フリーラン中のモータの回転数に合わせてスムーズにすくい上げ再始動させるのが、瞬停再始動機能です(1台のインバータで1台のモータを駆動する場合に使用できます)
慣性モーメントの大きい機械で有効です。
インバータの一次側に電磁開閉器を設け電源投入と同時にモータを始動させるには?
運転操作を端子台に設定し、運転指令端子を常時短絡することにより電源投入による運転ができます。
但し、頻繁に電源の投入を行うと、突入電流によりインバータの寿命が短くなる恐れがあります。
頻繁に運転又は停止を行う場合は、インバータに電源を投入後、正転運転選択又逆転運転選択を用いてON、OFFで運転/停止して下さい。
運転中にインバータの電源を遮断した場合のモータ動作は?
運転中に電源遮断すると、インバータ内部電圧が低下し、不足電圧検出レベル以下でインバータの出力を遮断するためモータはフリーラン状態になります。
また、インバータが「不足電圧エラー」「瞬時停電エラー」が発生する可能性があります。運転周波数によっては、電圧が不足することで電流値が増加し「過負荷エラー」「過電流エラー」が発生する可能性があります。

補足説明:
瞬停ノンストップ機能を設定した場合、モータの回生エネルギーをインバータ内部電圧として使用するために、インバータの出力周波数を徐々に下げます。(不足電圧検出後は、フリーラン状態。)

機械の慣性や負荷状態により、運転を継続できる時間が異なります。

インバータ運転でモータから金属音が出るので静かに運転できないか?
インバータのキャリア周波数の設定値を大きくする調整を行います。
なお、キャリア周波数を大きくすることで、漏れ電流・ノイズの増加、電流ディレーティング等の注意がありますため、ご使用インバータの取扱説明書およびユーザーズガイド等をご確認の上、調整を行って下さい。

耐圧防爆(d2G4)仕様モータ(インバータ用)をご使用の場合は、キャリア周波数を出荷時設定値から変更しないでください。

キャリア周波数を上げたときの問題点は?
  • 1.漏れ電流により、漏電ブレーカの誤動作を引き起こす要因となります。注意してください。
  • 2.インバータ本体の発熱量が増します。この為、負荷率を低減する必要(電流ディレーティング)があります。詳細はご使用インバータの取扱説明書およびユーザーズガイドをご確認ください。
  • 3.周辺機器への放射ノイズの影響が出やすくなります。
キャリア周波数を下げたときの問題点は?
長距離配線で高キャリア周波数が高いことによる影響を避けるため、設定値を下げた調整を行いますが、モータから金属音(磁気騒音)が聞こえる様になります。
また、波形歪が発生し、トルクリップルが増大する場合があります。
インバータの故障信号は、電源遮断時に保持されますか?
インバータの電源が遮断されることにより、故障信号用の電源も供給できなくなるため、故障信号の保持はできません。
このため、外部回路での信号保持をお願いします。
インバータ駆動時の始動電流は?
商用駆動のモータで、始動電流を抑えるためには「スター・デルタ」始動を行いますが、インバータ駆動では、徐々に周波数を上げていく(ソフトスタート)ため、始動電流が小さくなります。
電流値は加速時間、トルクブーストの設定等で変わります。
一般的にはインバータの加速時ストール機能設定がインバータ定格電流の150%に設定されているため、これを目安にできますが、瞬間的な最大値はインバータ定格電流の約200%程度となります。
必要入力電源容量は?
入力電源容量は以下の式で求めることができます。

容量 > インバータ出力容量/(インバータ力率*インバータ効率)


インバータ効率
90%~95%
インバータ力率
リアクトルなし 0.4~0.6
リアクトルあり(ACLまたはDCL) +0.10
リアクトルあり(ACL+DCL) +0.15
インバータより小さい容量のモータを駆動する時の直流リアクトル選定方法は?
インバータより小さい容量のモータを組み合わせた時、直流リアクトルはどちらの定格に合わせて選定すればよいのですか?
通常、モータ定格にあわせてください。
但し、短時間で負荷が大きいためにインバータ容量アップしている場合は、インバータ容量に合わせることを推奨します。
汎用モータを低速(25Hz)、出力トルク100%で運転することができるのですか?
トルクブースト等のインバータの設定に依存しますが、汎用モータでも、25Hz近辺で100%トルクを出力可能です。
但し、100%トルクで連続運転する場合は、汎用モータでは冷却効果が落ちモータ焼損事故の原因となるため、インバータ運転用モータ(AV,AP)を使用して下さい。
インバータ容量より小さい容量のモータを運転する時の注意点は?
モータ保護の為、接続するモータの定格電流値に合わせて電子サーマル保護レベルをパラメータにて設定してください。
センサレスベクトル制御を使用する場合は、モータに関する設定(容量・電圧・周波数・抵抗値等)を正しく設定してください。誤った設定で運転した場合、モータに過大な電圧・電流が流れ、モータが焼損する可能性があります。また、モータ容量とインバータ容量の差が2ランク以上異なると、センサレスベクトル時に所望の特性が得られない場合があります。
スターデルタ接続のモータをインバータで運転するには?
スター・デルタ切替モータは全電圧運転用の結線(デルタ)とし、インバータで運転してください。
また、インバータ運転中に結線切替を行うとインバータ故障の原因となりますので、行わないでください。
インバータの入力電流がアンバランスになる原因は?
考えられる要因:
インバータ容量に比べて、電源容量が大きい場合(10倍以上)。
電源に対して、インバータ容量が小さいとインバータ内部のコンバータ部のわずかなインピーダンスの差によりインバータに印加された電圧が著しくバランスを欠いた状態で流れます。(概略50% 程度の入力電流アンバランス)
この状況下でインバータを使用しつ続けるとインバータ故障の原因となります。
対策としては、入力リアクトル(ACL)の取付を推奨します。
小容量のモータのインバータ運転で電流値が定格電流を超えている?
インバータ運転で低速域で電流が大きい場合、トルクを改善ためのトルクブースト電圧を掛け過ぎている場合があります。この値は、インバータメーカにより異なりますので、負荷に合わせブーストを調整ください。
特にプレミアム効率モータを運転する場合、工場出荷値の値でもブースト値を下げた方が良い場合があるため注意してください。
50Hz地域でインバータ運転するのですが、基底周波数60Hzで使用するのですか?
インバータはインバータ内のコンバータ部で交流を直流に変換し、波形合成をしています。この為50Hz地域、60Hz地域に関係なく使用できます。
このインバータの特性に合わせ、モータも60Hzを基底周波数とし、全国統一した運転の設定になっています。モータを60Hzの基底周波数で運転するため、モータの定格トルク、回転数も60Hzベースとなります。
200V/60Hz,220V/60Hz、400V/60Hz,440V/60Hzの2定格になります。
インバータ用モータを6Hzで連続運転したいのですが、熱的に問題ありませんか。
弊社のインバータ用モータは、インバータで60Hzベースで1:10(6Hz~60Hz)の範囲で定トルク連続運転可能な設計になっています。 但し、V/F制御モードで運転の場合は、トルクブーストの調整を行ってください。
モータの結線方法は?(3相、単相)
モータの結線につきましては、カタログ、取扱説明書または本体端子箱の蓋に貼付けの銘板の回路図を参照ください。
ブレーキ仕様の場合は、ブレーキの応答時間に応じ、普通制動回路と急制動回路がありますので、機械に合わせて結線をお選びください。
また、インバータでブレーキ付モータを駆動する場合は、ブレーキの電源をインバータの1次側から取る必要がありますので、必ず結線図を確認の上、結線ください。
電源共用モータ(9本リード線)の結線方法は?
モータの結線につきましては、カタログ、取扱説明書または本体端子箱の蓋に貼付けの銘板の回路図を参照ください。
ブレーキ仕様の場合は、ブレーキの応答時間に応じ、普通制動回路と急制動回路がありますので、機械に合わせて結線をお選びください。
また、インバータでブレーキ付モータを駆動する場合は、ブレーキの電源をインバータの1次側から取る必要がありますので、必ず結線図を確認の上、結線ください。
急制動回路の結線方法は?
モータの結線につきましては、カタログ、取扱説明書または本体端子箱の蓋に貼付けの銘板の回路図を参照ください。
ブレーキ仕様の場合は、ブレーキの応答時間に応じ、普通制動回路と急制動回路がありますので、機械に合わせて結線をお選びください。
また、インバータでブレーキ付モータを駆動する場合は、ブレーキの電源をインバータの1次側から取る必要がありますので、必ず結線図を確認の上、結線ください。
ブレーキ仕様モータをインバータで運転する場合の結線方法は?
ブレーキ付きモータの結線につきましては、カタログ、取扱説明書または本体端子箱の蓋に貼付けの銘板の回路図を参照ください。
ブレーキの応答時間に応じ、普通制動回路と急制動回路がありますので、機械に合わせて結線をお選びください。
バイエル無段変速機・バイエルサイクロ可変減速機をインバータ制御するときの問題点は?
バイエル無段変速機・バイエルサイクロ可変減速機の入力回転数は500rpm以上。
上限は15A・10Bまで1800rpm 40A・30Bまで1200rpm。
それ以上は900rpmまでです。この範囲を外れると故障の原因となります。