◆ 新着情報 ◆
■ 欧州RoHS指令と当社の取り組みについて
まずは、「欧州RoHS指令」ですが電気電子機器の特定有害物質使用規制で
欧州連合(EU)15カ国で2003年2月13日に発効、2006年7月にEU加盟国が
施行する地球環境破壊や人の健康に害を及ぼす危険を最小化することを
目的とし、鉛や六価クロム、水銀、カドミウムのほか、PBB、PBDEの2種類の
臭素系難燃剤の計6物質を含まないとするものです。
日本国内でも、多くのメーカが欧州で製品を販売しているため、製品を
欧州RoHS指令に準拠させる必要に迫られています。 現在はコンピュータ、
通信機器、家電製品、家庭用機器などがその対象で 産業用機器への
適用範囲に含めるか検討中です。
日本国内のメーカでは率先して検討中の範囲であっても対応を始めている
とこも少なくありません。
住友重機械 PTC事業部では「欧州RoHS指令と当社の取り組みについて」
の対応をご報告いたします。
詳細は、Web Top の「ニュース」または「環境への取り組み」をご覧ください。
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◆ 技術情報 ◆
■サーボモータ用サイクロシリーズのアプリケーション
サイクロ減速機は多くのシリーズをラインナップしていますが、サーボモータ用
減速機はご存知でしょうか?
FAラインや、生産ライン等で効率生産を行うために少量、多品種生産が
取りいれられています。 多くはインバータを使用して製品と生産量に
合わせて速度コントロールを行うことが多いと思います。
しばしば、メルーマガジンでも取り上げましたが、生産内容により
インバータを使い分け、これに組み合わせる最適ギヤモータの仕様を
お話しました。
今回は、更にインバータでは少し難しいライン、機器についての対応です。
多くの場合、近年のセンサレスインバータの高性能化で生産を高効率化
してきたと思いますが、まだ難しい場合もあります。
1.インバータでは瞬間的な速度の加速、停止で不十分なため
機械で対応を図っている
2.インバータでは変速範囲が足りず検討中または、ベクトル制御(センサー付)
で運転している
3.頻繁な運転、停止にギヤモータでクラッチ付や、外部機構でクラッチを
使用している
4.極低速域での運転のトルクと速度を安定させたい
この他のも多くの場合が想定されます。
◆こんな場合には!
1~4で記載した内容の多くは汎用インバータよりサーボ制御の領域となり
スピードサーボをべーすとして考えると多くのメリットが出てきます。
1.サーボ運転をすることで機械系のメンテナンス部分がすくなくなる。
2.変速範囲が広がることで極低速域から高速域まで実用となり
ラインの対応可能範囲が広がる。
特に低速域での安定性は増す。
3.頻繁なON、OFFもサーボであれば難なくこなせる。
機械的に行わなくてもサーボの特長を生かすことでシンプルな
構造の機械となる
この様なサーボモータに簡単に対応できるギヤヘッドがサイクロ減速機の
サーボモータ用シリーズです。
サイクロ減速機と外形は同一ですが、内部にサーボモータ用に専用設計された
サーボ対応の部品が組み込まれたシリーズが用意されています。
このギヤヘッドはFAライン、生産ラインで使用されるモータ容量帯を
カバーし多くのサーボモータに取り付けることができる、とても便利な
シリーズです。
速度サーボなどの用途で多くのご利用を頂いておりますが、特に近年の
製品の高品質化、ラインの高効率生産、などその用途は増しています。
製品生産に合わせた最適ドライブシステムを検討されてはいかがでしょうか?
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