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インバータの発熱量と必要換気量
 
■ インバータの発熱量と必要換気量
インバータが交流→直流→交流の電力変換を行うときに発生するエネルギー損失は定格の約5%です。この損失量が熱損失となった場合の収納盤内部の温度上昇を抑えるために、盤内の換気、冷却を考慮する必要があります。
モータ容量別の強制空冷必要換気量、密閉収納盤使用時の必要放熱面積量は次の通りです。
入力電圧
クラス
適用
モータ
容量
(kW)
インバータ形式 発熱量(W) 強制風冷必要
換気量
(m3/min)
密閉収納盤
必要放熱
面積
(m2
100%負荷時
単相
200V
クラス
0.2
0.4
0.75
1.5
2.2
HF321S- A20
A40
A75
1A5
2A2
29
60
88
169
270
0.23
0.29
0.40
0.60
0.80
0.8
1.0
1.4
2.1
2.8
三相
200V
クラス
0.2
0.4
0.75
1.5
2.2
3.7
5.5
7.5
HF3212- A20
A40
A75
1A5
2A2
3A7
5A5
7A5
26
54
79
150
195
374
510
635
0.23
0.29
0.40
0.60
0.80
1.2
1.7
2.3
0.8
1.0
1.4
2.1
2.8
4.3
6.1
8.1
三相
400V
クラス
0.4
0.75
1.5
2.2
3.7
5.5
7.5
HF3214- A40
A75
1A5
2A2
3A7
5A5
7A5
42
57
99
134
240
354
477
0.32
0.40
0.60
0.80
1.2
1.7
2.3
1.1
1.4
2.1
2.8
4.3
6.1
8.1
注1 )別置形オプション(入力リアクトル、直流リアクトル、ラジオノイズ低減フィルタなど)
      の熱損失は表内発熱量には含まれません。
注2 )負荷率100%で連続運転の場合
 
■ ノイズの影響を考慮した盤設計
インバータは高周波ノイズを発生します。制御盤の設計にあたってはノイズを考慮した設計が必要になります。対策例を次に示します。
・主回路配線と制御回路配線は分離して配線してください。同一ダクトに入れたり、並列配線、結束などはしないでください。
・制御回路配線にはシールド線、ツイスト線を使用してください。
・主回路配線の入力(電源側)配線と出力(モータ側)配線は分離してください。同一ダクトに入れたり、並列配線、結束などはしないでください。
・インバータの接地端子()は必ず接地してください。
・インバータの周囲で使用する電磁接触器やリレーのコイルには必ずサージキラーを設けてください。
・必要に応じてノイズフィルタを設置してください。