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使用環境対応

防爆形モータ

  可燃性ガス等、爆発性雰囲気により引火爆発の危険がある場所にギヤモータを設置する場合、モータは、
  安全衛生法の定めにより、防爆検定に合格したものでなければありません。この検定制度は、日本国内に
  おいて厚生労働大臣が指定する検定機関(社団法人産業安全協会)が電気機器の形式毎に検定を行うも
  のです。防爆形モータは、爆発性雰囲気の種類や危険の程度に応じて最適な防爆構造を選定する必要が
  あります。 

安全増防爆形(eG3)

 常時はガスの存在しない危険度の低い場所に使用されるもので、非防爆の全閉形モータにより若干安全
  の度合いを増したものです。(爆発等級:e発火度等級:G3)
 
  □仕様について
   下記の標準仕様をご参照ください。

  □選定について
   標準の非防爆三相モータ付と同じです。

  □選定・寸法について(軽防塵形)
   カタログB159頁からの寸法図で「安全増防爆形」をご参照ください。

  ○注意事項
    ・ブレーキ付は製作できません。
    ・インバータ駆動はできません。必ず直入運転でご使用ください。

耐圧防爆形(d2G4)

  全閉構造で容器内部で爆発性ガスの爆発が起こった場合に、容器がその圧力に耐え、かつ外部の爆発性ガスに
  引火するおそれのないようにした構造のモータです。
 
  □仕様について
   下記の標準仕様をご参照ください。

  □選定について
   三相モータの場合は、非防爆三相モータ付と同じです。
   インバータ用モータの場合は、非防爆と一部異なります。

  □寸法について
   ご参照ください。

  ○注意事項
    ・ブレーキ付は製作できません。
    ・インバータ駆動をする場合は、必ずセットで検定合格した耐圧防爆対応インバータをご使用ください。
    (当社のHF320α、HF430シリーズの耐圧防爆シリーズは、耐圧防爆形モータとセットで検定合格済みです。)  

適用範囲

kW 安全増防爆形 耐圧防爆形
耐熱クラスB 耐熱クラスF 耐熱クラスB 耐熱クラスF
4 6 4 6 4 6 4 6
0.1 - - - -
0.2 - - - -
0.4 - - - -
0.75 - - - -
1.5 - - - -
2.2 - - - -
3.7 - - - -
5.5 - - - -
7.5 - - - -
11 - - -
15 - -
18.5 - -
22 - -
30 -
37 - - - -
45 - - - - - -
55 - - - - - -

防爆形モータの標準仕様




種類 項目 安全増防爆形 耐圧防爆形




容量範囲 0.1kW〜55kW 4極
15kW〜55kW 6極
0.1kW〜37kW 4極
11kW〜37kW 6極
表示記号 eG3 d2G4
保護方式
外被構造
IP44(屋内)
全閉外扇形(0.1kWは全閉自冷形)
IP44(屋内)
全閉外扇形(0.1kW、0.2kWは全閉自冷形)
電源 3定格電源 200V 50/60Hz、220V 60Hzまたは
400V 50/60Hz、440 60Hz
耐熱クラス 0.1〜30kW×4P、15kW×6P B 0.1〜30kW×4P、11〜37kW×6P B
37〜55kW×4P、18.5〜55kW×6P F 37kW×4P F
時間定格 連続定格 連続定格
始動方式 直入れ 直入れ
口出線 3本 または 6本 3本 または 6本
規格 JIS準拠
 
周囲条件 使用危険場所 2種場所 1種および2種場所
周囲温度 -10〜40℃
周囲湿度 85%以下。ただし、結露しないこと。
標高 1000m以下
雰囲気 腐食性ガス、爆発性ガス、蒸気、粉塵がないこと。
塵埃を含まない換気の良い場所であること。
注)200、220、230、350、380、400、415、440、460V 50/60Hzで同一型式の検定を取得しています。

防爆形モータ資料

  安全増防爆形 耐圧防爆形
防爆構造
の説明
正常な運転中に電気火花または高温を生じ
てはならない部分に、これから発生するのを
防止するように、構造上および温度上昇につ
いて、特に安全度を増加した構造
全閉構造で、容器内部で爆発性ガスの爆発
が起こった場合に、容器がその圧力に耐え
、かつ、外部の爆発性ガスに引火するおそれ
のないようにした構造
防爆構造
の記号
e d
防爆等級 - 1および2
発火度 G1、G2、G3 G1、G2、G3、G4
危険場所 2種場所 1種場所 2種場所
異常な状態において、危険雰囲気を生成する
おそれがある場所
通常の状態において、
危険雰囲気を生成す
るおそれがある場所
異常な状態において、
危険雰囲気を生成す
るおそれがある場所
防爆記号 eG3 d2G4
温度
上昇
限度
外表面
爆発性ガス発火度 G1 G2 G3 G4
温度上昇限度 320 200 120 70
巻線   一般用規格値より-10℃ 一般用規格値と同じ 周囲条件 冷媒温度:-10〜40℃
湿度:85%以下 注:安全増防爆形の許容拘束時間に対する温度上昇限度は、次表によります。
    表中のθは定格負荷連続運転時の巻線温度上昇値を示します。

巻線の種類 絶縁の
種類
温度上昇限度[℃]
G1 G2 G3
固定子および絶縁した回転子巻線 E 135-θ 135-θ 135-θ
B 145-θ 145-θ 140-θ
F 170-θ 170-θ 140-θ
絶縁していない回転子巻線 360-θ 230-θ 140-θ