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モータブレーキ

モータブレーキの仕様

急制動回路使用時の注意点

モータブレーキの仕様

表F40 電磁ブレーキ仕様と適用電動機出力

a)4 極モータ
ブレーキ
形式
モータ容量 ブレーキ
トルク
(動摩擦
トルク)
(N・m)
制動時の動作遅れ時間(sec)
三相
モータ
構造図
(kW)
プレミアム
効率
三相
モータ
(kW)
インバータ用
AFモータ
(kW)
インバータ用
プレミアム効率
三相モータ
(kW)
高効率
三相
モータ
(kW)
普通制動回路
(同時切り回路
インバータ用
普通制動回路
(別切り回路)
急制動
回路
FB-01A1 0.1 1.0 0.15〜0.2 0.015〜0.02
FB-02A1 0.2
0.25
0.1 2.0 0.08〜0.12
FB-05A1 0.4 0.2 0.2 4.0 0.1〜0.15 0.03〜0.07 0.01〜0.015
FB-1D 0.55 0.4 0.4 7.5 0.2〜0.3 0.1〜0.15 0.01〜0.02
FB-1E   0.75 0.75 7.5 0.25〜0.45 0.15〜0.25 0.01〜0.03
FB-1HE 1.1 11 0.45〜0.65 0.25〜0.35
FB-2E 1.5 1.5 15 0.35〜0.55 0.15〜0.25
FB-3E 2.2 2.2 22 0.75〜0.95 0.4〜0.5 0.02〜0.04
FB-4E 3.0 30 0.65〜0.85 0.3〜0.4
FB-5E 3.7 3.7 40 1.1〜1.3 0.4〜0.5
FB-8E 5.5 5.5 55 1.0〜1.2 0.3〜0.4
FB-10E 7.5 7.5 80 1.8〜2.0 0.6〜0.7
FB-15E 11 11 110 1.6〜1.8 0.5〜0.6
FB-20 15 15 150 0.06〜0.14
FB-30 18.5 18.5 190 0.03〜0.11
22 22 220
30 200
ESB-250 30 212 0.065
37 37 266
45 320

ブレーキ
形式
制動時の動作遅れ時間(sec) 許容
仕事量
E0
(J/min)
ギャップ調整
までの仕事量
(×107J)

仕事量
E1
(×107J)
ギャップ 構造図
普通
制動回路
(同時切り回路)
インバータ用
普通制動回路
(別切り回路)
急制動
回路
規定値
(初期値)
(mm)
限界値
(mm)
FB-01A1 0.15〜0.2 0.015〜0.02 1080 2.6 6.7 0.2〜0.35 0.5 図F66,77
FB-02A1 0.08〜0.12
FB-05A1 0.1〜0.15 0.03〜0.07 0.01〜0.015
FB-1D 0.2〜0.3 0.1〜0.15 0.01〜0.02 1620 7.0 33.1 0.3〜0.4 0.6 図F67,78
FB-1E 0.25〜0.45 0.15〜0.25 0.01〜0.03 2580 11.6 38.7 0.25〜0.35 図F68,79
FB-1HE 0.45〜0.65 0.25〜0.35 3360 20.8 46.3 0.75 図F69,80
FB-2E 0.35〜0.55 0.15〜0.25
FB-3E 0.75〜0.95 0.4〜0.5 0.02〜0.04 5720 26.3 105.3 0.85 図F70,81
FB-4E 0.65〜0.85 0.3〜0.4
FB-5E 1.1〜1.3 0.4〜0.5 6900 57.4 382.8 0.35〜0.45 1.0 図F71,82
FB-8E 1.0〜1.2 0.3〜0.4
FB-10E 1.8〜2.0 0.6〜0.7 10800 110.2 551.1 1.2 図F72,83
FB-15E 1.6〜1.8 0.5〜0.6
FB-20 0.06〜0.14 22440 191.6 1150 0.6〜0.7 1.5 図F73,84
FB-30 0.03〜0.11 図F74,85
ESB-250 0.065 30672 52.0 267 0.7 2.0 図F75,86


b)6 極モータ
ブレーキ
形式
モータ容量 ブレーキ
トルク
(動摩擦
トルク)
(N・m)
制動時の動作遅れ時間(sec)
プレミアム
効率
構造図
三相モータ
(kW)
インバータ用
AFモータ
(kW)
普通制動回路
(同時切り回路)
インバータ用
普通制動回路
(別切り回路)
急制動回路
FB-30 15 220 0.03〜0.11
18.5 190
22 220
ESB-250 18.5 212 0.065
22 266
30 30 320
37 372

ブレーキ
形式
許容
仕事量
E0
(J/min)
ギャップ
調整
までの
仕事量
(×107J)
総仕事量
E1
(×107J)
ギャップ 構造図
規定値
(初期値)
(mm)
限界値
(mm)
FB-30 22440 191.6 1150.0 0.6〜0.7 1.5 図F74,85
ESB-250 30672 52.0 267.0 0.7 2.0 図F75,86

1. 本表は標準仕様ブレーキの場合を示します。
特殊仕様ブレーキでは本表と仕様が異なる場合があります。
2. 使用開始当初は、摩擦面の関係で所定のブレーキトルクが出ないことがあります。
このような場合には、できるだけ軽負荷な条件でブレーキON・OFF による摩擦面のすり合わせを行ってください。
3. 昇降装置や停止精度を良くしたい場合は、急制動回路としてください。
4. ブレーキの構造上、モータ運転中にライニングの擦り音が発生する場合がありますが、ブレーキの性能には特に
問題ありません。
5. ブレーキの構造上、インバータで運転すると、ブレーキ部からの騒音が大きくなる場合がありますが、
ブレーキの性能には特に問題ありません。
6. ブレーキ付モータを低速で長時間運転される場合には、ファンの冷却効果が低下し、ブレーキの温度上昇が大きくなります。
このような使い方をされる場合は、インバータ用AF モータをご使用ください。
7. 許容仕事量E0 を越えた使い方をすると、ブレーキが使用不能(制動不良)となる場合があります。
B20 表B16 をご参照の上、制動仕事量が許容仕事量E0 以下であることをご確認ください。
(非常停止の場合も合わせてご確認ください。)
8. ESB 形ブレーキの整流器は本体と別置です。
(HD-110M3) をご使用ください。 (整流器はF62 図F76、F66 図F86 参照)
整流器は屋内用として製作されていますので、水等が掛からない所に設置ください。


表F41 ブレーキの電流値

ブレーキ
形式
AC200V/50,60Hz AC220V/60Hz
ブレーキ電圧
Vdc2
(V)
ブレーキ電流
Idc2
(A)
整流器電流
Iac1
(A)
ブレーキ電圧
Vdc2
(V)
ブレーキ電流
Idc2
(A)
整流器電流
Iac1
(A)
FB-01A1 DC90 0.12 0.11 DC99 0.13 0.12
FB-02A1 0.2 0.2 0.2 0.2
FB-05A1 0.2 0.2 0.2 0.2
FB-1D 0.2 0.2 0.3 0.2
FB-1E 0.2 0.2 0.3 0.2
FB-1HE 0.5 0.4 0.5 0.4
FB-2E
FB-3E 0.6 0.5 0.6 0.5
FB-4E
FB-5E 0.9 0.7 1.0 0.8
FB-8E
FB-10E 1.1 0.8 1.2 0.9
FB-15E
FB-20 DC180/DC90 1.8/0.9 1.8/0.7 DC198/DC99 2.0/1.0 2.0/0.8
FB-30
ESB-250 DC180/DC90 2.0/1.0 2.0/0.8 DC198/DC99 2.2/1.1 2.2/0.9

ブレーキ
形式
AC400V/50,60Hz AC440V/60Hz
ブレーキ電圧
Vdc2
(V)
ブレーキ電流
Idc2
(A)
整流器電流
Iac1
(A)
ブレーキ電圧
Vdc2
(V)
ブレーキ電流
Idc2
(A)
整流器電流
Iac1
(A)
FB-01A1 DC180 0.06 0.04 DC198 0.07 0.05
FB-02A1 0.08 0.07 0.09 0.1
FB-05A1 0.08 0.07 0.09 0.1
FB-1D 0.1 0.1 0.2 0.1
FB-1E 0.1 0.1 0.2 0.1
FB-1HE 0.2 0.2 0.3 0.2
FB-2E
FB-3E 0.3 0.2 0.3 0.3
FB-4E
FB-5E 0.5 0.4 0.5 0.4
FB-8E
FB-10E 0.6 0.4 0.6 0.5
FB-15E
FB-20 DC360/DC180 0.9/0.5 0.9/0.4 DC398/DC198 1.0/0.5 1.0/0.4
FB-30
ESB-250 - - - - - -

ESB250 ブレーキは、200V/50,60Hz,220V/60Hz のみ製作していますので、400V/50,60Hz,440V/60Hz の電源の場合は、トランスをご使用ください。
トランス容量は、250VA 〜 300VA 二次電圧200V 〜 220V です。
FB-20、FB-30、ESB250 のブレーキ電圧Vdc2 およびブレーキ電流Idc2 は瞬時値[ 過励磁時] /定常値を示します。
なお、過励磁時間は0.45 〜 0.6sec[FB-20,FB-30]、0.4 〜 1.2sec[ESB250] です。



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急制動回路使用時の注意点

ブレーキを急制動回路でご使用になる場合は、下記の項目に注意してください。

ブレーキ動作時に発生するサージ電圧から急制動回路用接点を保護するため、バリスタ(保護素子)を接続してください。
急制動回路用接点の配線は、ブレーキ電源接点の2次側に接続してください。接点が保護されないことがあります。
急制動回路用接点に交流電磁接触器を使用する場合には、表F42 を参照してください。

また、複数の接点数を必要とされる場合は、次の点にご注意ください。

電磁接触器の接点は、直列に接点を接続してください。
バリスタ(VR)は、最短距離で接続してください。

表F42 急制動回路使用時の推奨部品形式(交流電磁接触器を使用する場合)

AC 電圧 ブレーキ形式 推奨接触器形式 推奨接触器
接点容量
(DC-13 級)
富士電機機器制御(株)製 三菱電機(株)製
200V
220V
FB-01A1 SC-05 直列接点数1
(0.7A)
S-N11
または
S-N12
直列接点数1
(1.2A)
DC
110V
0.4A 以上
FB-02A1 0.5A 以上
FB-05A1
FB-1D 0.7A 以上
FB-1E
FB-1HE SC-05 直列接点数2
(3.0A)
S-N11
または
S-N12
直列接点数2
(3.0A)
1.5A 以上
FB-2E
FB-3E
FB-4E
FB-5E SC-05 直列接点数3
(4.0A)
S-N18 直列接点数3
(5.0A)
3.0A 以上
FB-8E
FB-10E SC-5-1 直列接点数3
(10A)
S-N20
または
S-N21
直列接点数3
(10A)
5.5A 以上
FB-15E
FB-20 4.5A 以上
FB-30
ESB-250

AC 電圧 ブレーキ形式 推奨バリスタ(接触器接点保護用)
バリスタ形式 最大許容
回路電圧
バリスタ
電圧
定格
電力
200V
220V
FB-01A1 TND07V-471KB00AAA0 AC300V 470V
(423 〜
517V)
0.25W
FB-02A1
FB-05A1
FB-1D TND10V-471KB00AAA0 0.4W
FB-1E
FB-1HE TND14V-471KB00AAA0 0.6W
FB-2E
FB-3E
FB-4E
FB-5E
FB-8E
FB-10E TND20V-471KB00AAA0 1.0W
FB-15E
FB-20  
FB-30
ESB-250

AC 電圧 ブレーキ形式 推奨接触器形式 推奨接触器
接点容量
(DC-13 級)
富士電機機器制御(株)製 三菱電機(株)製
200V
220V
FB-01A1 SC-05 直列接点数1
(0.25A)
S-N11
または
S-N12
直列接点数2
(0.5A)
DC
220V
0.2A 以上
FB-02A1 SC-05 直列接点数2
(0.4A)
0.3A 以上
FB-05A1
FB-1D SC-05 直列接点数3
(2.0A)
S-N11
または
S-N12
直列接点数3
(2.0A)
0.5A 以上
FB-1E
FB-1HE 1.0A 以上
FB-2E
FB-3E
FB-4E
FB-5E S-N18 直列接点数3
(2.0A)
1.5A 以上
FB-8E
FB-10E - - S-N20
または
S-N21
直列接点数3
(4.0A)
3.0A 以上
FB-15E
FB-20 2.5A 以上
FB-30

AC 電圧 ブレーキ形式 推奨バリスタ(接触器接点保護用)
バリスタ形式 最大許容
回路電圧
バリスタ
電圧
定格
電力
200V
220V
FB-01A1 TND10V-821KB00AAA0 AC510V 820V
(738 〜
902V)
0.4W
FB-02A1
FB-05A1
FB-1D TND14V-821KB00AAA0 0.6W
FB-1E
FB-1HE TND20V-821KB00AAA0 1.0W
FB-2E
FB-3E
FB-4E
FB-5E
FB-8E
FB-10E
FB-15E
FB-20  
FB-30

推奨接触器形式は富士電機機器制御(株)製及び三菱電機(株)製の場合であり、同等の能力であれば他社のものでも問題ありません。
推奨接触器接点容量は、電気的開閉耐久性(寿命)が約200 万回の場合を示しています。
推奨接触器のうち、三菱電機(株)製S-N11 は補助接点×1 個、S-N18 は補助接点無しです。
インバータ駆動等で補助接点が2 個以上必要な場合はご注意下さい。
 (表F42 記載のその他接触器の補助接点は2 個以上あります)
推奨バリスタ形式は日本ケミコン(株)製の場合であり、同等の能力であれば他社のものでも問題ありません。
FB20,30 及びESB-250 では、接触器接点保護用のバリスタが整流器に内蔵されています。

急制動回路での接点接続例

FB-01A1〜15Eの場合



FB-20〜30、ESB-250の場合


注)インバータ駆動の場合は、R 相に接続してください。


急制動回路にすると制動時間が短くなる理由について

普通制動回路(標準回路)と急制動回路の違いは図F61 および図F62 の通りです。
図F63 および図F64 は普通制動回路(標準回路)及び急制動回路における電流減衰の状況を示したものです。






ブレーキコイルはインダクタンスL があるため、図F61 の標準回路の場合、電源0FF にしてもLに蓄えられたエネルギーにより残留電流が流れます。
この残留電流の減衰カーブは図F63 の様になります。
そこで図F62 の急制動回路に接続し電源OFFと同時にSも開放すれば、ブレーキコイルとの閉回路が出来ないため、残留電流は図F64 の如く流れなくなります。
故に、tD 時間だけ制動時間が短くなり、急制動となります。
つまり、急制動回路とは、電源ON、OFF と同時にブレーキコイルをON、OFF することにより残留電流を流さない様にするための回路です。
(VR バリスタは整流器や接点S を保護するために必ずご使用ください。)


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