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フランジ取付形・組付資料

フランジ取付形(形式:CNFM、CHFM、CNF、CHFなど)の組付け時の
   注意点について

1.フランジ取付形の概要
  ・サイクロ減速機のフランジ取付形の組付方法は、枠締付ボルトを用いて相手機械に取付ける方式です。
   通常、枠締付ボルトは、サイクロ減速機の"外カバー"と"枠"と"内カバー(または継カバーか中間カバー)
   "を共締めするボルトです。
   フランジ取付形の枠締付ボルトは、前記以外に"相手機械の取付板"も共締めするボルトです。
  ・"相手機械の取付板"に枠締付ボルトで締付ける場合に、一旦、枠締付ボルト&ナットを取り外します。
   (ナットを緩め、取外すことによりボルトの軸力はなくなります。)
   この枠締付ボルト&ナットを取外す場合、下記注意事項に注意して作業をお願いたします。
  ・なお、枠締付ボルトを取外した場合の減速部の分解を防ぐ為に、枠締付ボルト2ヵ所(対角)に分解止め
   ナットを施行しています。
 
2.注意事項
  @分解止めナットは、基本的に取外さないようにお願いします。
   分解止めナットを取外した場合は、外カバー、枠、内カバー、モータ等が分解する危険があります。
   分解状態になった場合、各部材の落下等でケガの恐れがありますのでご注意ください。
  A減速機の2ヵ所の分解止めでは十分な枠締付力は得られません。枠締付ボルト&ナットを取外して相手
   機械に設置する場合に、各合わせ面に隙間が出来ますと油漏れの恐れがありますので、枠締付ナット
   を取外し、分解止めナットのみで長時間放置しないでください。
  B施行している分解止めは、相手機械側からナット締めを想定しています。
   相手機械の取付部が雌ネジで植込みボルト等で減速機を設置する設計の場合は、特殊対応で分解止め
   を枠締め付けボルト以外の部分に設けますので、ご照会ください。(都度見積りとなります。)また、内カバ
   ー(または継カバーか中間カバー)の枠締付ボルト部が雌ネジの機種があります。この場合は相手機械
   に取付部が雌ネジの時は取付できなくなりますので事前にご照会願います。
  C納入時、枠締付ボルト用ナットと外カバー間にサイズ違いのナット等を組付けている場合があります。
   このナットは、スペーサ代わりのナットですので相手機械に取付時には取除いて設置ください。
   このスペーサ代わりのナットの目的は、次のとおりです。
   ・枠締付ボルト用ナット締付時の外カバー当り面の傷防止。枠締付ボルトのネジが無い部分の逃げ。
  D両軸形の枠番616#以上の場合は、ファンカバーを取外し後、枠締付ボルト&ナットを取外してください。
  Eナットを緩める時に、枠締付ボルトがつれ回りする場合がありますのでご注意ください。
  F枠締付ボルト&ナットは、下表の適合するネジサイズの締付けトルクで締付けてください。
  G外カバーのインロー径に近接した部分に肉盛や、プラグ等が出っ張る機種があります。
   相手機械側の部材が外カバーのインロー径より内側にある場合は、干渉の恐れが有りますのでご照会
   ください。




3.枠締付ボルト&ナットの締付けトルク
  相手機械に減速機を取付時には、下表の締付けトルクにて枠締付トルク&ナットを締付けてください。
サイクロ
枠番(上3桁)
サイズ 締付けトルク
[N・m]606
606 M6 11
607
608 M8 25
609
610
611
612 M10 55
613
614
616 M12 96
617
618
619
サイクロ
枠番(上3桁)
サイズ 締付けトルク
[N・m]620
620 M16 219
621 M18 298
622 M20 475
623
624 M24 794
625
626 M30 1590
627
注)お客様ご準備のボルトナットの場合は、ご準備
   のボルトナットに適した締付けトルクとしてくだ
   さい。
枠締付ナットを締付ける事により、分解止めナットの軸力が変わり、分解止めナットが緩む場合があります。
装置に仮組付け後に、サイクロ減速機を取外す場合は分解止めナットの締まり具合を確認願います。

4.取付例
  枠締付ボルトから枠締付けボルト用ナットを外します。分解止めナットは外さないでください。
  この状態で相手機械に設置して、枠締付ボルト用ナットを上記の締付けトルクにて締付けてください。