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構造、動作原理
 
1.構造および動作原理
図1は、電磁ブレーキ付モータの構造図です。当社の電磁
ブレーキ付モータは無励磁作動型で、コイルに電圧をかけ
るとスプリングにより押されていた可動鉄心が直ちに吸引
され、可動鉄心とブレーキライニングの間に隙間が発生し
、モータが回転できる状態になります。また、コイルの電圧
を切ると、可動鉄心がスプリングによりブレーキライニング
に圧力をかけ、制動力が発生してモータが停止します。

図1 電磁ブレーキ付モータの構造
 
2.電磁ブレーキの特徴
このブレーキは、交流無励磁作動型の電磁ブレーキで、モータと直結しています。電源OFFと同時にモータ瞬時停止し、負荷を
保持します。保持トルクは0.05〜0.5N・m(表1参照)です。電源OFFの際、保持力が作動するタイプで、不意に電源が切れた時の
安全ブレーキとして最適です。


電磁ブレーキモータは、無負荷の状態で電源OFFした後1〜4回転オーバーランします。
頻繁な瞬時正逆運転ができます。簡単な切り替えで1分間30回転*程度の停止ができます。
モータ、ブレーキ部が同じ電源で使えます。ブレーキ部に整流回路を内蔵し、モータと同じ交流電源を使います。
*この数値は目安であり、使用条件によってはこの頻度で連続してブレーキ操作出来ない場合もあります。実際ご使用される場合
  は、モータケース表面温度が90℃以下となる条件でご使用下さい。
 
表1 電磁ブレーキ仕様
相数 角寸法
(mm)
出力
(W)
電圧
(V)
周波数
(Hz)
電流
(A)
入力
(W)
保持トルク オーバーラン
(回転)
(N・m) (kgf・cm)
単相 60 6 100 50/60 0.031 3.1 0.05 0.5 約3.5
70 15 110 0.10 1.0
80 25 115 0.054 5.4 0.20 2.0
90 40 200 0.100 10.0 0.30 3.0
60 220 0.50 5.0
90 240
三相 80 25 200〜230 50/60 0.054 5.4 0.20 2.0
380〜440 0.031 6.3
90 40 200〜230 0.100 10.0 0.30 3.0
380〜440 0.043 8.5
60 200〜230 0.100 10.0 0.50 5.0
380〜440 0.043 8.5
90 200〜230 0.100 10.0
380〜440 0.043 8.5
 
3.結線方法による制動時間の差
標準の結線方法を図2に示します。結線を簡単にした図3のような結線方法も可能です。しかし、標準結線の場合に比べ制動時間
が約50ms長くなり、その時間だけオーバーランも増加します。
 
図2 電磁ブレーキ付モータ標準結線図 図3 電磁ブレーキ付モータ簡易結線図
 
4.立ち上がり時間・制動時間の特性
電磁ブレーキ付モータの立ち上がり時間は、モータ自体の立ち上がり時間に電磁ブレーキ解放時間を加えたもので、制動時間は電源を切ってからモータが完全に停止するまでの時間を意味します。ブレーキモータのオーバーラン、立ち上がり時間、制動時間は、組合せてお使いになる装置によって異なります。詳細はお問合せ下さい。