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構造、動作原理
 
(1)構造および動作原理
レバーシブルモータは、モータ後部に簡易ブレーキ構造を
内蔵しており、短時間で頻繁に正逆運動する用途に適した
モータです。簡易ブレーキの構造は、図1に示す様に、ブ
レーキ板にブレーキシューをコイルスプリングで常時圧力
をかけて摺動させます。レバーシブルモータの簡易ブレー
キは次のような働きをします。


@摩擦負荷を加え、瞬時可逆特性を向上する。
Aオーバーランを小さくする。
Bある程度の保持力がある(定格トルクの10%程度)


簡易ブレーキの保持トルク、及びオーバーランを表1に示
しておりますが、運転時間や温度によっても変わりますの
で、参考値としてご使用ください。また、使用初期の保持ト
ルクは表1の値よりも低くなる場合がありますので、ご注意
ください。

図1 レバーシブルモータの構造
 
表1 保持トルクとオーバーラン
角寸法 出力 モータ形式 保持トルク オーバーラン
(mm) (W) (N・cm) (kgf・cm) (回転数)
単相 60 6 A6R06A 0.5 0.05 4
70 15 A7R15A 1.3 0.13 5
80 25 A8R25A 1.5 0.15 5
90 40 A9R40A 4.0 0.40 6
60 A9R60AH
90 A9R90AH
 
レバーシブルモータはインダクションモータと同じコンデン
サラン型単相誘導電動機で、回転速度-トルク特性はイン
ダクションモータ同様の特性になります。


ただし、瞬時可逆特性を向上するため、図2に示すように
起動トルクを大きく設定します。その影響で入力損失が大
きくなり、インダクションモータに比べ温度上昇が高くなるた
め、時間定格は30分となっています。



特性表の定格トルク、始動トルク、電流特性などはブレーキシューをモータに装着した状態での特性値を表示しております。

図2 回転数-トルク特性