TOP > 製品一覧 > 押出機用パラマックスSEBシリーズ
 
減速機の選定方法
 
押出機用減速機の機種選定にあたり、以下の事項をご提示ください。
 
使用条件

原 材 料
実伝達動力又はモータ動力             kW
高速軸回転数                     r/min
スクリュ回転数(低速軸)              r/min
回 転 方 向                     
スラスト荷重(最 大)kN               [kgf]
軸 配 列                       
周 囲 温 度                     ℃ 
オーバハングメンバ(高速軸)             
実ラジアル荷重(高速軸)               kN[kgf]

軸配列

1.選定順序
 
 
参考資料
1 サービスファクタ
の決定(S.F)
S.F=1.25
(但し、材料がゴム等のように負荷変動の大きい場合S.F=1.5)
 
2 減速比及び
高速軸回転数
減速比i=入力回転数÷出力回転数
詳細減速比i0「減速比表」より決定
高速軸回転数=低速軸回転数×詳細減速比
正確な減速比
高速軸回転数は1800r/min
以下として下さい。
3 サイズの決定 等価伝達容量=実伝達動力又は
モータ動力×サービスファクタ
等価伝達容量=定格伝達動力・・・・OK
上記を満足する減速機サイズを選定します。
定格伝達容量表
4 スラスト荷重の
チェック
スラスト荷重≦許容スラスト荷重
上記を満足するスラスト軸受を選定します。
許容スラスト荷重
5 軸配列 RL、LR、RLWRの中から軸配列を決定します。
(ライトスラスト・タイプはRLWRのみの設定です。)
外形寸法図
6 熱容量のチェック 実伝達動力又はモータ動力≦定格熱容量・・・・OK 定格熱容量
7 オーバーハング荷重
のチェック
オーバーハング係数
オーバーハングメンバ オーバーハング係数
Vベルト 1.5
平ベルト 2.5

等価ラジアル荷重=実ラジアル荷重×オーバーハング係数
等価ラジアル荷重≦許容ラジアル荷重・・・・OK
高速軸許容ラジアル荷重

2.設定例
 

 使用条件


  原材料:プラスチック
※ 実伝達動力      :22kW
  高速軸回転数     :約1000r/min
  スクリュ回転数    :100r/min
※ スラスト荷重     :150kN[15,300kgf]
  軸配列         :RL
  周囲温度       :40℃
※ 最大伝達動力     :22kW × 150% =33kW
  オーバハングメンバ :V ベルト
               :オーバハング係数=1.5
※ 実ラジアル荷重   :4.5kN [460kgf]


(注1)※は補足資料を御参照下さい。

 設定


 1. サービスファクターの決定………SF=1.25
 2. サイズの決定……………………サイズ020
 ・減速比=10,入力1000r/min でチェック
 ・等価伝達容量=22kW×1.25=27.5kW<42.7kW
 3. スラスト荷重のチェック……………………
   ミディアムスラスト・タイプ
 ・スラスト荷重=150kN < 165kN
      [15,300kgf < 16,900kgf]
 4. 熱容量のチェック
 ・実伝達動力=22kW < 29kW
 5. オーバハング荷重のチェック
 ・等価ラジアル荷重=4.5kN×1.5=6.75kN<7.2kN
      [460kgf] [688kgf] < 730kgf]


 以上より形式SEB020P2M-RL-10 を選定



補足資料
 
1.スラスト荷重の求め方


 押出機ではスクリュの回転によりスラスト荷重が
 発生します。


 スラスト荷重は次の式により求めます。


3.ベルト駆動によるラジアル荷重


 押出機用減速機ではVベルトにより高速軸を駆動する
 ものが多く、この場合にはラジアル荷重が作用します
  。
 従ってラジアル荷重のチェックを必ず行ってください。


 Vベルトによるラジアル荷重の簡易式を示します。




  R:ラジアル荷重(kN) (kgf)
  Q:実伝達動力又はモータ動力(kW)
  n1:高速軸回転数(r/min)
  D:高速軸Vプーリ径(mm)
  f:補正係数

2.スラスト自動調心コロ軸受の
     定格寿命と許容スラスト荷重


 定格寿命
  定格寿命(Lh) は次の式により求めます。





 許容スラスト荷重
  許容スラスト荷重(P) は次の式により求めます。



 許容スラスト荷重は、定格寿命Lh = 40000 (h)
 とした時のものです。
  n2:低速軸回転数(r/min)
  C:基本動定格荷重(kN)
  F:スラスト荷重(kN)

(注)但しサイズ004 は円錐コロ軸受のため都度
照会して下さい。