住友重機械工業株式会社 PTC事業部

PTCワールドワイド 住友重機械工業株式会社

★サイクロ減速機、アルタックスNEO、プレストNEOの特徴と使い分け★

お客様が弊社のギヤモータを選定される際、平行軸ギヤモータ(モータ軸の出力軸とギヤの出力軸の方向が平行)でギヤモータのモータ容量40W~3.7KWの条件では
① サイクロ減速機(同心軸:モータ軸の延長線にギヤの出力軸があります)
② アルタックスNEO(同心軸:モータ軸の延長線にギヤの出力軸があります)
③ プレストNEO(平行軸:モータ軸の延長線とギヤの出力軸がずれています)

上記3機種の中から選定していただくことができます。

それぞれの特徴としては以下の通りです。
① サイクロ減速機 
1)モータ容量 0.1~132KW(単相モータはありません)
2)減速比2.5~数十万

② アルタックスNEO
1)モータ容量40W~3.7KW(単相モータは40W~0.4KW
2)減速比3~最大1003

③ プレストNEO
1)モータ容量40W~2.2KW(単相モータは40W~0.4KW)
2)3~200

上記の通りモータの容量で
(1)40W~90WでアルタックスNEOとプレストNEOが重複しています。
(2)0.1KW~2.2KWではサイクロとアルタックスNEOと
   プレストNEOが重複しています。
(3)3.7KWではサイクロとアルタックスNEOが重複しています。

ギヤの構造はサイクロ減速機とアルタックスNEOは独自の円弧歯型の遊星構造になっています。一方プレストNEOはヘリカルギヤです。
例外的に低減速比の領域でアルタックスNEOの減速比3と5はトラクションドライブ、サイクロ減速機(5.5kW迄)はヘリカルギヤになっています。

特徴としては

● サイクロ減速機はSFを複数選択できるシリーズになっています。
  モータの容量を変えずに用途に合わせ最適なSFを選定できます。
  またメンテナンスが可能な機種で長期に渡りご使用頂けます。

● アルタックスNEOとプレストNEOはSF=1のシリーズになっています。
  これはモータ容量と減速比を決めていただければギヤモータの形式が決まるというシリーズになります。
  サイクロに比べコンパクトな形状で省スペース設計が可能です。
  また、長寿命グリスの採用でメンテナンス性に優れています。

● サイクロ減速機、アルタックスNEOは独自の同時かみ合いの高さにより負荷を分散して受けるとともに特殊な歯の形状により折損のない強靭な運転が可能です。

以上の特徴を把握いただければ、お客様の機械装置に最適なギヤモータを選定していただけるラインナップになっています。

また2015年4月から始まる日本国内のトップランナー基準によるモータ高効率規制(0.75KW以上のモータが対象)に関してはギヤ部とモータ容量の組合せは変えませんので、現在ご使用中のギヤモータを更新される場合取り付けの寸法は変わりません。

但し、従来の標準効率(IE1)モータとプレミアム効率モータIE3ではモータの寸法が変わりますのでご注意をお願いいたします。
モータの特性も異なりますので使用される条件によっては注意が必要です。

インバータモータ付ギヤモータの場合もモータ容量と減速比が同じであれば減速機の取り合い寸法は変わりません。ただしモータの仕様が変わりますのでインバータモータを運転される場合はインバータの設定を見直していただく必要があります。

現在 プレミアム効率モータIE3搭載のギヤモータのカタログを順次シリーズごとに作成しています。必要な方は住友重機械PTC事業部ホームページからもしくは最寄の営業所に請求下さい。

尚プレミアム効率モータIE3の特性及び注意点を過去のメールマガジンに記載していますので、必要に応じて見直しをお願いいたします。
今までご使用のカタログは標準効率(IE1)モータ付、IE2モータ、他ギヤモータに関しての参考資料になりますので破棄されない様お願いいたします。更に海外向け等規制の掛からない向地へはIE1のモータの使用が可能ですので、その仕様確認にも使用できます。

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