住友重機械工業株式会社 PTC事業部

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サイクロギヤモータの歴史

皆様にご愛顧頂いておりますユニークな減速機構の弊社「サイクロギヤモータ」は今年“国産70周年”を迎える事に成りました。今回はその変遷をご案内致します。
このユニークな減速機構の発明者はドイツの会社の技師長でした。
「ローレンツ・ブラーレン氏」で写真機のシャッター機構からヒントを得て「サイクロ減速機構を考案し特許を取得しました。
「1931年にミュンヘンにサイクロ社を創設」してサイクロ減速機の生産を始め、1938年 サイクロ社と当社が技術提携の調印を完了し、国産化のスタートをしました。
1939年春 試作1号機10台が 当社工場新居浜の地で完成し、これが国産化サイクロ減速機のスタートとなりました。
商品化1号は撹拌機用ギヤモータでした。材質の問題、加工精度の問題、潤滑グリースの問題等を基礎からの開発・改良を積み重ねて解決し、お客様の暖かいご支援で、高い品質と自信となり、コンベヤー等、一般産業機械用と順次、機種拡大、量産化へと進んで行きました。
これが「A形 サイクロ」です。

1947年 「B形 サイクロ」、サイクロ用モータの生産開始、
1949年 「C形 サイクロ」、1954年 「D形 サイクロ」、
1957年 「L形 サイクロ」と改良を重ねました。
1959年~1970年《E形シリーズ》で本格量産化機種として生産し「故障が無く、長寿命で、高性能で信頼できるサイクロ減速機」として評価を頂きました。
1961年6月 愛知県大府町(市)に新精機工場が完成し生産をスタートしました。
1969年~1988年《5次品 50#枠シリーズ》を生産。このシリーズは「コンパクト化、バランス設計、性能向上」が改造ポイントでした。
1978年~1994年《6次品 80#枠シリーズ》を生産79#~83#をメンテナンスフリーグリース潤滑タイプにしました。潤滑オイルはマイルドEPを推奨オイルに指定枠番80#、85#を新設し定格トルクの多様化
1985年新JISキー規格を採用
1984年~1999年《200#枠シリーズ》を生産。207#~212#枠・・・小型軽量低騒音化、212#新設、低速軸許容ラジアル荷重UP、新減速比8、13,15、21、25、51、71、119追加
1985年 220#~227#枠・・・コンパクト化、バランス設計、減速比17、35を廃止、15、21に変更     
1989年 213#~219#枠・・・伝達容量UP、長寿命化、215#新設、新減速比8、13、15、21、25、51、71追加
1994年~2007年《4000#枠シリーズ》を生産。枠番を4075#~4275#とし世界統一の形式と定格表示としました。均一荷重で10Hr/日稼動を基準(SF=1)としました。内部部品の一部改良。200#シリーズと寸法互換性を持たせました。
2000年~《6000#枠シリーズ》を生産枠番を6060#~6275#とし608□#と611□を新設。噛合い率の向上、高効率、低騒音化の改良実施。4000#シリーズと寸法互換性が有ります。

形式(MODEL)表示での違い

E形シリーズ :《1段形》EHM2-53-43 《2段形》EHDM1-563-559

5次品シリーズ:《1段形》HM2-53-43 《2段形》HM1-563-559

6次品シリーズ:《1段形》HM2-83-43 《2段形》HM1-863A-559

200シリーズ:《1段形》HM2-211-43 《2段形》HM1-21611A-559

4000シリーズ:《1段形》CNHM2-4115-43 《2段形》CHHM1-4165DC-559

6000シリーズ:《1段形》CNHM2-6125-43 《2段形》CHHM1-6165DC-559  


ご愛顧頂いております皆様の周囲の装置には上記形式のサイクロ減速機が活躍していると思いますが、「6次品以前のシリーズ」の部品供給が2004年で終了しています。
又、「200#シリーズ」の部品供給も2009年度で終了予定です。
旧機種を6000#シリーズへ交換のご検討をお奨めいたします。
寸法互換表は「新旧製品比較資料 CYCLO6000Series」CT003-3をご参照下さい。 

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