住友重機械工業株式会社 PTC事業部

PTCワールドワイド 住友重機械工業株式会社

今回も引き続き小型直交軸タイプのギヤモータに多く採用されております「中空軸(ホローシャフト)ギヤモータ」の据付に関する注意すべき点をご紹介致します。

2 減速機中空軸と被動軸中実軸の組み付け分解の注意点

1)ギヤモータを被動軸に組み付ける前にはギヤモータ中空軸キー溝とキーを擦り合わせ調整の上、被動軸外周に「二硫化モリブデングリース等」(かじり、フレッチング防止の為)を塗布の上ギヤモータを挿入ください。
嵌め合いがキツイ場合は中空軸端面に必ず当て金をしてハンマーで叩くか、プラスチックか、木ハンマーで中空軸端面部分を軽く叩きながら組み込んで下さい。
この時、絶対オイルシールを叩かない様に注意ください。
グリース漏れの原因に成ります。

2)メーカ推奨の取り付け冶具を製作の上、ご使用頂きますとスムーズに挿入出来ますのでご検討ください。
(参考資料:カタログNo.A0502-1.1 B27ページ図B2)

3)被動軸に挿入後、中空軸がスラスト(軸)方向に動かない様必ず固定して下さい。
又、固定ボルトは弛まない様に回り止めを施工下さい。
もし、中空軸がスラスト(軸)方向に固定されていない場合は運転時の振動により中空軸も振動して中空軸オイルシールのリップ部の密封性が不均一に成りグリース漏れの原因になる場合が有ります。場合によっては減速機構部品の破損原因になる場合もありますのでご注意下さい。
(参考資料:カタログNo.A0502-1.1 B27ページ図B3~8)

4)被動軸からギヤモータを取り外すにはケーシングと中空軸に過剰な力が作用しない様ご注意下さい。ケーシングが破損する場合が有ります。
メーカ推奨の取り外し冶具を製作の上ご使用頂きますとスムーズに取り外す事が出来ます。
(参考資料:カタログNo.A0502-1.1 B29ページ図B10)

*参考資料はPTC WEBサイトのカタログダウンロードコーナでダウンロードが出来ます。


次回はギヤモータ本体の回り止めと固定方法の注意点についてご紹介いたします。

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