住友重機械工業株式会社 PTC事業部

PTCワールドワイド 住友重機械工業株式会社

インバータ運転する場合、電源設備から見た力率は商用電源による誘導電動機の運転と異なります。
電源から見ると、整流器による整流とその後の平滑用コンデンサに充電する負荷となります。この場合の力率は1となりますが、高調波の発生により実際の力率は1より低くなります。

インバータ運転を行う場合の力率改善は整流時(充電電流負荷)の波形を改善(高調波の抑制)することで出来ます
その方法としては、ACLをインバータの一次側に挿入するか、DCLをインバータのDCL用端子に接続します。

COSφ=(1/√(1+μ×μ))COSφ1

COSφ≒(1/√(1+μ×μ))

μ=高調波実効値 / 基本波実効値
COSφ1=インバータの整流回路の力率は1

高調波を抑制し軽減することで無効電力が減り、力率が改善されます。

一般に力率改善の目的ではDCLを使用した場合の方が力率が高くなりますが、ACLは高調波抑制による力率改善のほかにもインバータの保護効果が得られます。

注)インバータ運転する場合モータに力率改善用にコンデンサを取付けるとインバータ故障の原因となります。また、力率改善になりません。

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