住友重機械工業株式会社 PTC事業部

PTCワールドワイド 住友重機械工業株式会社

皆様の中には既設のインバータを管理や設備設計されている方も多いと思います。
インバータにつて記載しますが、電機機器全般でも共通なことも多いので参考にしてください。

既設のインバータで今年の夏に不調になったものはありませんか?
特に今年のような気温の高い夏を経た場合は下記のような症状が出てくることがあります。
年数を経たインバータではインバータの電源部の平滑回路用電解コンデンサーが劣化している場合があります。
この電解コンデンサーはインバータでは消耗部品になります。
このコンデンサーは周囲温度がある一定温度を越えると劣化する早さが急に進む様なカーブを描く特性があります。
   
*詳細はPTC Webサイト 技術情報>インバータ>6.4インバータの定期点検について
電解コンデンサーの寿命 グラフと説明をご覧ください

今年の特に暑かった夏の後インバータの動作が以前と異なったり不調になった場合、このコンデンサ劣化が進み影響を及ぼしていることがあります。
    
このコンデンサが劣化すると、

1)電源電圧の「不足電圧検出」が検出しやすくなった!
2)以前より電流が不安定になった!
3)インバータの「瞬時過電流検出」が出るようになった!
4)モータの振動が出てきた!
5)減速時の動作が不安定になった!
6)停止近くの周波数域で振動がでるようになった!

など異常が出てきます。
この様な症状は電解コンデンサーの交換メンテナンスを行うシグナルです!
インバータの機種、容量により、メンテナンス方法は変りますので確認が必要です。
また、電子回路のある基板上にもコンデンサは使われていますので基板上の部品も劣化は存在します
総合的な判断の下、消耗品交換を行うかインバータの更新を行うかのケース有ります。
また、特に経年機関の長いものは、製品のメンテナンス期間に注意ください。


メモ)
電機品の多くに同様な部品が使用されることもあり電機品のメンテナンスのヒントにしてください。
インバータも含め電機品、モータ等は熱によるストレスにより劣化が生じますが、そのストレスは一過性のものではなく蓄積されます。
蓄積されたストレスにより電気品の劣化が進みますので周囲温度が高くなる場合の検討を行い選定時に反映しなければなりません。
今回は記載しませんでしたが、モータも高温環境下で使用した場合同様に高温によるストレスがあります。
ギヤモータ、インバータ等の選定についてのご相談はお客様相談センターまでお問合せください。

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