住友重機械工業株式会社 PTC事業部

PTCワールドワイド 住友重機械工業株式会社


◆SHI-Direct◆ 役に立つ実践 アプリケーション&技術情報!

  SHI-Direct vol. 705    2007/05/25
 

    5月 Webサイト 新着情報
         ■Webサイトからのお知らせ
          6月5日(火)~8日(水)
          「2007国際食品工業展FOOMA JAPAN」に出展いたします。


    技術情報
         ギヤモータのメカブレーキについて (2)


        
                       http://www.shi.co.jp/ptc/
                       Sumitomo Drive Technologies




 

生まれた時から雨男でならしていた弟が、これはと見込んだ
晴天の日に車を磨き上げました。見事な輝きに喜んだ一同が
乗車して出掛けると、あろうことかトンネルの天井が清掃中でした。
壁面にこびりついていた汚れが茶色い泥水となって降ってきます。
「やめてくれえ」の悲鳴が届くはずもなく、ワイパーまで使いながら
町についた車はどろどろです。
帰りにはトンネル清掃も帰路の側に移り、またもや泥を浴びた車は
家についた時にはまだらに茶色くなりました。
人間さえ力つきなければ、自動車は汚れてもまた洗えるのがよいと思います。
そして、洗える減速機はFOOMAで皆様をお待ちしております。 
 
 

 ◆ 新着情報 ◆  

  ■Webサイトからのご案内 

  6月5日(火)~8日(水)に東京ビックサイトで開催されます「2007国際食品工業展
  FOOMA JAPAN」に出展いたします。

  主な出展製品
  ・防水形ハイポニック減速機
   IEC規格、IP65防水・防塵タイプのギヤモータです。
   出力軸にはステンレス製を採用し、水による錆を防ぎます。
   日常の装置の洗浄が欠かせない食品機械に最適です。

  ・熱硬化性粉体塗装
   ハイポニック減速機、アルタックスギヤモータには、食品機械に最適な
   剥がれにくい焼付け塗装を採用しました。

  ・オールステンレス アルタックスギヤモータ
   耐腐食性に優れたステンレス製を外部露出部に採用しました。
   無塗装のため、塗膜剥離がありません。

  ブースは、「東2ホール No.2A-01」です。
  皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます。

 ------------------------------------------------------------------------

  ◆ 技術情報  ◆

  <<ギヤモータのメカブレーキについて (2)>>

  今回はブレーキの主な機能やメンテナンスに付いてお話します。

  1.「オフブレーキ」をメカ的に開放して、モータを動かすにはどうしますか?

   ブレーキ回路に通電出来ない場合(停電、据付調整等)にブレーキを開放
  して動かすには次の方法が有ります。

  1)「ブレーキ緩めボルト」を外し組み込まれている「ワッシャ」を取り外して
    再度、「ブレーキ緩めボルト」をねじ込みブレーキを開放します。(2箇所)
    但し、0.4kW以下のモータ用ブレーキはこの機能がオプション
    になりますので注文時「手動開放ブレーキ緩めボルト付き」
    とご指示下さい。
    ブレーキ形式「FB-01A1,02A1,05A1」が対象です。
    「FB-1B以上」は標準仕様装備と成っています。

   2)「ブレーキワンタッチ緩めレバー」を持上げ、倒す事でブレーキを
    開放する方式もあります。
    この方式は全てオプションですので注文時「ワンタッチユルメレバ-付き」
    とご指示下さい。

  2.「ブレーキトルクを変更」してブレーキの効き方を変更出来ますか?

   ブレーキトルクを決定しているのは「トルクスプリング」ですので、
   このスプリングを交換することでトルクを変更出来ます。
   モータ定格(50Hz)トルクベースの「50~200%
   (標準150%)」の間でトルクスプリングを変更して、
   検討出来ますので、注文時ご相談下さい。

  3.「ブレーキ制動時の遅れ時間」をどの様に考えますか?

   弊社のFBブレーキの場合はブレーキ回路の結線によりブレーキの遅れ時間
   を選択できます。
   「普通制動回路」で結線した場合は「0.1~0.8秒」の電気的遅れ時間
   が有ります。
   「急制動回路」で結線した場合は「0.015~0.04秒」の電気的遅れ
   時間に成ります。

   昇降装置の駆動や停止位置精度を上げたい駆動装置の場合は「急制動回路」
   結線を推奨します。
   この結線は回路上に電磁開閉器(MS)とバリスター(VR)を設けて
   ブレーキコイルの残留電流を早く消去する事で、ブレーキが早く効く様に
   しています。また、ブレーキの停止時間は負荷側(被駆動装置)の
   「慣性モーメントまたはGD2の大きさ」により異なります。
   慣性モーメントが大きい負荷の場合はブレーキが作用してもすぐには
   停止できません。
     しかし、停止前に減速しますと慣性モーメントの影響が少なくなり
   停止時間は短くなります。「慣性モーメントが大きく、速度(回転数)が
   早く、始動停止頻度が多い状態」でブレーキを掛けると、ブレーキライニン
   グの磨耗が早くなりますので、「ブレーキギャップ(G)の調整」
   メンテナンスの頻度が多くなりブレーキライニングの寿命が短くなります。

   メンテナンスを怠り「ブレーキギャップが規定値を超えた状態」で使用しま
   すと、ブレーキが完全に開放できずにライニングが擦れる状態で運転します
   ので「発熱、過負荷」になり運転異常が発生します。

  4.ブレーキ回路の結線例、ブレーキの取り扱いは何を見たらいいですか?

   下記資料を参照下さい。 
   「三相モータ用ブレーキ取り扱い説明書」(No.MM0202-7)
   「PTCホームページのダウンロードコーナー/取り扱い説明書のPDF」
   をダウンロード出来ます。(お客様登録が必要です)
   「各ギヤモータカタログのモータ部技術資料」にも記載してあります。

  5.起動停止頻度が激しい場合のメカブレーキは有りますか?

   この様な用途には「クラッチブレーキ付きギヤモータ」
   (弊社商品名:サイクロパック)が有ります。
   これは、モータは回り続けモータと減速機の間に有る電磁クラッチで    
   切り離し電磁ブレーキで減速機の回転を停止する方式です。
   この場合の制御器としては無接点式の「制御器(オプション)」を
   お奨めします。

 


 ******************************************************************
   
 皆様のご希望にそいテーマアップいたしますので是非ご意見お寄せください。

 ___________________________________                                


 このメールは、住友重機械工業/PTC事業本部のホームページにユーザ登録
 いただいたお客様にお送りするメールマガジンです。
 皆様のご要望に沿った情報の公開を行っております。ご希望、ご要求を
 お客様相談センターへお聞かせ下さい。 

 ユーザ登録がまだの方はぜひご登録くださるようお願いいたします。                  
 ※ご登録に心当たりのない場合、複数のメールが届いた方、
   配信停止や配信アドレスの変更は、下記のURLより可能です。

 http://www.shi.co.jp/ptc/
 お問い合わせ窓口からご連絡ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□発行 : 住友重機械工業株式会社PTC事業本部
□問い合わせ先:
 http://www.shi.co.jp/ptc/
お問い合わせ窓口からご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 Copyright (C) 2007 Sumitomo Heavy Industries,Ltd. All Rights Reserved.
 記載された内容は予告することなく変更することがあります。
 本メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載することを禁じます。

 
ページのトップへ▲