住友重機械工業株式会社 PTC事業部

PTCワールドワイド 住友重機械工業株式会社

1.ご使用されていますインバータの「電子サーマル」は設定されていますか?

最近のインバータはモータの焼損を保護するための電子サーマルの特性カーブを汎用モータ用(低減トルク特性用)と定トルク用の2種類持っていします。
また機種によりモータの特性に合わせ、数点の設定ポイントを設定できるインバータもあります。
多くの汎用インバータでは、さまざまなモータと組合せ運転が可能ですが、工場出荷時の設定は、モータ保護の視点から安全側の低減トルク特性となっています。
この設定のままインバータモータを定トルク運転すると直ぐ電子サーマルがトリップします。心当たりは有りませんか?

■インバータ用のモータを運転する場合は 6H → 60Hz の間の値が一定の定トルク運転特性を選定します。

注)電子サーマルについての設定は機種により汎用モータの低減トルク運転カーブが異なります。

2.インバータ用モータの商用電源運転はできるのか?

インバータ用モータを緊急時、商用電源運転したい!というお問合せを頂きます。  
この様な場合、は 200V/60Hz・220V/60Hz の商用電源運転では問題ありません。
200V/50Hzの商用電源による運転ではAFモータ(住友製インバータ用モータ)の定格電流値を越える場合があります。標準仕様のAFモータは60Hzの基底周波数で設計されているためです。
     
モータの磁束量は電圧/周波数に比例するため、200V/50Hzの商用電源で運転すると200V/60Hzに比べ多くなり、磁束の増加に伴い電流値も増加します。
特に容量の小さいモータでは影響が大きく、60Hz基底のAFモータを200V/50Hzの商用電源で運転すると無負荷運転時から定格電流値を超えてしまう場合があります。
短時間の緊急運転が必要な場合はメーカまでご照会ください。

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