◆ 新着情報 ◆
■アルタックスNEO 選定機能を公開しました
サイクロ減速機選定機能、ハイポニックギヤモータ選定機能に続いて
「アルタックスギヤモータ選定機能」を公開しました。
簡単な選定項目を選びアルタックスNEOの型式が簡単に選定出来ます。
是非ご利用ください。
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◆ 技術情報 ◆
■工場出荷設定のまま運転していませんか?
皆さんのご利用されているインバータは現在大きく分けて2種類の
タイプに分けられます。そのタイプは
1.V/f制御方式
2.センサレスベクトル制御方式
これは以前にも掲載しましたが、センサレスベクトル制御方式
インバータにもこのV/f制御方式の運転モードが搭載されており、
多くのメーカは、工場出荷時の設定はこのV/Fタイプになっています。
ご存知でしたか?
センサレスベクトル制御タイプを購入したのにどうも変だ!と思ったら
制御方式の設定を確認してください。購入したままの設定で運転して
1.始動トルクが足りない。カタログ記載のように出ない!
2.無負荷状態なのに電流値が高い!
3.負荷変動すると速度が変わる(すべりが変わる)
こんな経験はありませんか?
これは工場出荷時の設定のまま使用したため、センサレスベクトル運転
ではなく、V/F制御設定のまま運転された為です。
センサレスベクトル制御方式のインバータなのになぜ工場出荷時に
V/F制御になっているのでしょうか?
汎用インバータでは、組合せ運転するモータも汎用性を求められます。
このため、工場出荷設定では、定格電流値以内であればモータのメーカや
種類(2極、4極、6極)など比較的広い範囲に適用できるV/F制御方式を
標準設定としています。
ただし、V/F制御の「トルクブースト」と呼ばれる低速域のトルク補償量
はインバータメーカによりが異なります。この為、ご質問を頂く内容で
1)小容量の誘導電動機で無負荷なのにモータの電流値が定格を
超えてしまう。(ブースト量が多い場合)
2)運転してトルクが足りない。(カタログの説明のように出ない)
(ブースト量が少ない場合)
1)、2)についてはブースト量を調整することでスムーズな運転を
することができます。
このブーストが最適になっているか?の判断で一番簡単な見方は
ブーストを調整し最適になった場合、多くは電流値の下がるポイントが
あります。
出荷時の設定から±どちらかに変えることで確認できます。
負荷に最適な電圧になってトルクが効率よく出ているため電流が
下がります。
この様に便利なV/F制御ですが、このブーストによる補償では負荷が
よく変わる多品種用のコンベアラインなどでは低速や、始動トルクの補償を
都度負荷にあわせ調整する必要があります。
この様な運転、負荷特性の場合、センサレスベクトル制御を積極的に
利用してみてください。
センサレスベクトル制御の大きな特徴としては、一般には
高始動トルク・高トルク運転が得られることが知られていますが
もう一つの大きな特徴として速度制御を行うことができます
この制御は、負荷の変動に関係なくモータ回転数を維持します。
過大で急峻な負荷変動は除きますが、一般的な負荷の変動では
モータのすべりを発生せず負荷変動の影響を受けにくく安定した
運転を得られます。
また、前に書いた無負荷時の電流値オーバもセンサレス制御運転では
最適コントロールで無負荷時には電流値は負荷にあわせ下がります。
// この様な特長を生かし //
モータに加わる負荷が無負荷に近い状態から定格まで変動する機械、装置や
多品種を生産するような(負荷変動がある)コンベアラインや、撹拌液の量
が変わる撹拌機、低速域を利用する機械(すべり量が運転周波数に大きく
影響するような使い方)など多くの機械で、センサレスベクトル制御の良さ
を発揮できます。
是非センサレスベクトル制御インバータをお持ちの方はセンサレス
ベクトル運転になっているかを確認してみてください。生産ラインの
品質向上や生産計画量の精度アップ、など多くのメリットを生みます。
*センサレスベクトル制御を行う場合、運転するモータの特性
(モータ定数)をあらかじめ、設定しておく必要があります。
当社製AFモータ(定トルクモータ)の場合、出荷設定でモータ定数が
設定されていますが、その他のモータを組合せる場合は、モータ定数を
設定頂くか、オートチューニングを実施いただく必要があります。
*センサレスベクトル制御では、複数台のモータを運転することは
できません。
*電子サーマル特性について
インバータの出荷設定では汎用モータに対応した低減トルク特性と
なっています。
定トルクモータを使用する場合は定トルク特性に変更ください。
低速領域でモータ定格電流以下でも過負荷トリップする場合があります。
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