住友重機械工業株式会社 PTC事業部

PTCワールドワイド 住友重機械工業株式会社


◆SHI-Direct◆ 役に立つ実践 アプリケーション&技術情報!

  SHI-Direct vol. 605    2006/05/11
 

    5月 Webサイト 新着情報
         1.新製品のご案内
         2.dxf ダウンロードコーナ 新機種追加のご案内


    技術情報
         汎用モータのインバータ運転 3


        
                       http://www.shi.co.jp/ptc/
                       Sumitomo Drive Technologies




 

鍼灸治療を受けました。寝かされたベッドがモータで上がったのに
驚きましたが、顔の所に穴が開いているのにはもっと驚きました。
うつぶせていると、床とベッドの周辺をぐるぐる動く先生の靴が見えます。
一時間もそれだけを見ているのも芸が無いと、次の回には床に置く
難しい漢字の一覧表を持って行きました。が、自分がいつもは眼鏡を
掛けているのを失念していたので治療前に外すと全然見えなくなりました。
結局、今でも先生の靴を見たり床を見たりしています。
 
 

 ◆ 新着情報 ◆  

  ■2006.04.18 

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   アステロ(R)直交ギヤヘッド新発売
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   ご好評をいただいております小形ギヤモータ アステロ(R)シリーズに
   分離型としては業界初となるハイポイドギヤを採用した直交ギヤヘッド
   が登場しました。

   高性能のハイポイドギヤを使いながら、住友独自の結合方式の採用により
   使いやすい分離型構造を実現しました。
   しかも取り合い寸法は一般的な平行軸ギヤヘッドと同一です。

    ・現場で急に減速比を変更する必要が出た。
    ・平行軸ではどうしても干渉してしまう。直交にしたい。
    ・万が一の故障時にはモータだけ、あるいはギヤヘッドだけ交換したい。

   など、お客様の「こうしたい」という声にお応えします。

   1.使いやすい分離型の直交ギヤヘッド
   2.高性能のハイポイドギヤ採用で高効率、高トルク
   3.低騒音設計
   4.平行軸と取り合い互換、平行・直交の自由な使い分けが可能
   5.中実軸フランジ取付(L,R)、中空軸をラインアップ

  ■2006.05.01
   NEWライタックスシリーズ(直交軸ギヤモータ)を新発売しました。
   
   ・容量範囲  0.4kW~45kW
   ・減速比   1/10~1/545
   ・タイプ   中空軸・中空軸フランジ・中実軸脚付・中実軸フランジ

   ・低騒音&高効率
   ・コンパクト(従来比 最大20%軽量化)
   ・豊富なバリエーションと多様な取付け方法に対応


  ■dxfダウンロードコーナに新機種が加わりました

   1.アステロ 直交ギヤヘッドを追加しました

   2.NEW ライタックスを追加しました
    ライタックスは今後順次データを追加予定していますが、御必要な
    機種が見つからない場合は、ご照会ください。


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  ◆ 技術情報  ◆

  // 汎用モータのインバータ運転 3 //
 
  2004.09号で汎用モータのインバータ運転について記載いたしましたが、今回
  久々にテーマアップします。


   最近では汎用モータをインバータで運転することも珍しくないと思いますが、
  ここで皆さんから頂きますご質問の中からお話し致します。


  Q1.汎用モータの銘板に記載されている定格表をご覧になり、50Hz/200Vの仕様で
    インバータの基底電圧と基底周波数を設定しても良いのでしょうか?

  A1. 汎用モータをインバータ運転する場合は、出力トルク特性を逓減トルク特性
    で使用する必要があります。
    また、汎用モータのモータ銘板に三定格が記載されておりますが、
    50Hz/200V基底の場合、50Hz運転時を含めトルク低減が必要となります。
    インバータ運転の場合は、基底周波数は60Hz(200V/60Hz、220V/60Hz)での
    ご使用を推奨します。
 
    理由:一言では、運転時の発熱によるものです。

    インバータの出力電流には、基本波成分のほかに高調波成分も含まれており
    この高調波電流のほとんどはトルクには寄与せず無効電流となります。
    モータ定格の中で一番熱的に厳しい200V/50Hzで定格トルクの運転を
    した場合、高調波成分による電流分の発熱がモータの温度上昇限界を
    オーバすることとなるため、出力を低減した運転をする必要があります。
     では60Hz基底の場合はどうして問題ないのでしょうか?
    出力一定で三定格を考えた場合、定格トルク、定格電流、冷却効果の関係
    から50Hz基底が熱的に一番厳しくなり、50Hz基底に合わせた
    熱設計されています。
    60Hz基底の場合、50Hz基底に比べ熱的に余裕があるため、高調波成分を
    含めても50Hz時の電流値以内となり運転可能となるわけです。

     特に最新のセンサレスベクトルインバータでは出力波形が改善されており
    60Hz基底とした場合、低速域でも定トルク運転が可能となっていますが、
    極低速域では自冷式ファンでは冷却能力が不足するため、各メーカで
    インバータ専用モータの使用を推奨しています。
     センサレスベクトルインバータには汎用モータデータがコントロール
    CPUに搭載され最適運転が可能になっているものも有ります。
    お使いになっているインバータをご確認ください。 

     
  Q2.軽負荷で運転されている400V級汎用モータをインバータ運転しても問題ない
    でしょうか?
 
  A2.軽負荷であっても、モータが焼損する可能性が高くなります。
    以前「マイクロサージ電圧によるモータ焼損」でご説明いたしましたが
    400V級のインバータから出力される電圧の立上がり時のサージ電圧が
    汎用モータの絶縁を劣化させ破損に至るものです。
    このサージ電圧は負荷に関係ないものであり、十分な注意が必要です。

    通常、絶縁強化された汎用モータを使用するか、インバータ専用モータを
    採用することとなります。
     現在400V級汎用モータをそのままインバータ運転している方は要注意です
    モータ絶縁が劣化している可能性があります。
    また、マイクロサージ電圧によるモータ焼損は、稼動後数ヶ月の内に集中
    することが、特長です。


 
  Q3.汎用モータの銘板に記載されている定格電流値以内でインバータによる
    運転(変速)をした場合問題はないでしょうか?


  A3.インバータで運転(変速)を行った場合、速度(周波数)に関係なく
    モータの定格電流値以内で運転すると定トルク運転に近い状態となり
    モータ焼損の原因となります。
     汎用モータをインバータ運転する場合運転周波数に合わせて
    電流値も変えて、A1に記載した用に通常逓減トルクの運転を行う
    必要があります。

    逓減の特性はインバータ、モータ容量等により多少異なりますので
    インバータのカタログ、技術資料等でご確認ください。 


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 皆様のご希望にそいテーマアップいたしますので是非ご意見お寄せください。

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