住友重機械工業株式会社 PTC事業部

PTCワールドワイド 住友重機械工業株式会社

インバータには多くの機能が搭載されています!その機能を上手く使いこなし機械にジャストフィットした運転を手に入れませんか?
インバータの始動時、加減速、停止時のお問合せをよくいただきます。
今回のテーマは始動時、加減速についてお話いたします。

インバータを入手され、インバータを取出した時点では、インバータは標準設定値が設定されています。 この設定は多くのインバータが同様のものになっています。

a.加減速時間 最高周波数まで 10秒

b.加速モード 直線加減速モード

c.センサレスインバータを含め初期設定はV/Fモードで初期設定が多い

インバータは初期からこのような出荷設定になっているものが一般です。
このまま使用されことも多いと思いますが、ここは機械に合わせて搭載されている機能をフルに使いこなしましょう!

ソフトな始動を行う!

インバータの代表的な使用目的にクッションスタートがあります。
コンベアラインに乗っている製品が荷崩れや倒れたりしないようにソフトに始動する。
撹拌機等で急な加速によるスクリュウへの影響等を軽減したいまた、運転時にゆっくり加速させて無駄な加速時の電力を抑えたい。
またなど省エネを目的にする場合もあります。

1.スタート時のショックを和らげる
搭載機能で加減速機能の中にバリエーションで「Sカーブ モード」が有りますが、この機能は始動時と到達時の周波数指令域を緩やかにすることで製品、機械に対してクッション効果を得ることが出来ます。
全体の加減速時間は大きく変わりません。
また、機種によりS字の値が細かく調整可能な機種も有ります。

2.加減速時間を調整する
生産に影響の無い範囲で加速時間を長くすることでもクッション効果が得られます。機械の特性に適した加減速時間の設定をお勧めします。

3.始動トルクの最適調整する
近年のセンサレスベクトルインバータでは搭載されたセンサレスベクトルモードに変更し、オートチューニングを行うと最適な始動トルク設定が可能となります。
V/Fモードの運転ではトルクブースとの調整が最適になっていない場合
「過補償 調整」の場合モータ始動時の振動やショックが発生したり、電流値が高くなったりします。


ポイント

1.インバータの加減速時間は機械の慣性モーメントに合わせるとショックが少なく加速でき、最適な動力での加速となる。
更にSカーブモードの併用で高い効果が得られる。

2.急激な加速は大きな加速トルクが必要となり始動&加速時に大きな電力消費を伴う。
これを最適化することで省エネ効果が得られる!特に起動頻度が多い物は効果も大きい!

3.センサレスベクトルインバータを購入したら出荷設定をセンサレスベクトルモードに再設定する。

*更に多段速運転、数パターンの加減速モード切替による運転の応用もこの他に考えられます。



具体的な「お客様の機械」へのアプリケーションのご照会等のご質問は WEB お客様相談センターにて受けたまります。是非ご活用ください。

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