住友重機械工業株式会社 PTC事業部

PTCワールドワイド 住友重機械工業株式会社


◆SHI-Direct◆ 役に立つ実践 アプリケーション&技術情報!

  SHI-Direct vol. 505    2005/05/12
 
    5月 Webサイト 新着情報  
   
  
    技術情報
    カタログに記載されたSFとは? 第2回
        
                       http://www.shi.co.jp/ptc/
                       Sumitomo Drive Technologies
 

桜が咲いたばかりの地域もあれば、梅雨に入った地方もあるそうで、
日本列島が案外広いのだと実感します。関東では入梅はまだですが、
農業地域では蛙が出歩き始めるのももうすぐです。
その時期になると、余計なお世話と知りつつも道路を横切っているのを
拾っては、近くの蛙が住む池に放しに行きます。蛙は生まれた池に
帰りたがるそうですが、拾われた蛙の10匹に一匹くらいは助かるでしょう。
ただ赤信号で立ち止まるとビニールの中の蛙が動き出し、ガサガサ音が
するので、近くの人から異様な目で見られてしまいます。
数年前、外を歩いている蛙は逃げ出したペットだとばかり思っていた私は、
「野生の蛙」と言って笑われました。その時から比べると、隔世の感があります。
 
 

◆ 新着情報 ◆

  ****  展示会来場御礼  *****************

  4/20~22 2005 モータ技術展 住友重機械ブースにご来場いただき

  ありがとうございました。

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 ◆ 技術情報  ◆

      ギヤモータあれこれ  第2回

      --- SFとは?その2 ---

  前回、ギヤモータのカタログに記載されている「SF」という数値
  についてご説明しました。今回は、もう少し深い内容について
  ご説明いたします。

1.SFが1より小さい!これって壊れるの?

  決してそういうわけではありません。まず、弊社では、
   「均一負荷の状態で1日あたり10時間※の運転」
   という条件を「負荷係数1」と定め、この条件での強度が必要
   十分な状態を「SF=1」としています。
   「均一負荷の状態で1日あたり10時間」よりも条件がゆるい
   場合は、負荷係数が1より小さくてもよく、例えば均一荷重で
   1日あたり3時間の運転では、負荷係数は0.8であり、
   その場合はギヤモータのSFは0.8以上あればよいという
   ことになります。
   ※起動・停止がある場合は、その回数を1時間あたり
    10回以下とし、慣性モーメント比を0.3以下とします。
    詳しくは、サイクロ減速機カタログの「負荷係数について」
    をご参照下さい。

2.カタログの「SF」欄に数値がない、何か記号が付いて
   いる機種は?

  サイクロ減速機のカタログで説明しますと、「SF」の欄に
   数値ではなく印がついているものがあります。
   注釈には「出力トルクの範囲内でお使い下さい。」とあります。
   これは、モータ出力100%の負荷で使用した場合は強度が
   足りませんが、カタログ記載の「出力トルク」を許容値とし、
   それ以下で使用するという条件では問題ない、という機種です。
   減速機の許容出力トルクよりも大きい出力のモータが付いている
   理由は、起動時に必要なトルクを確保するためです。

3.カタログに「SF」が書かれていない機種はどうなっているの?

  ・ハイポニックギヤモータ、アルタックスαギヤモータは、
    ほぼSF=1となるよう、モータとギヤを組み合わせています
    (一部、前述の『2.』のように出力トルクを制限する
    組合せがあります)。

  ・アステロギヤモータは、モータ出力ではなく、ギヤの
    許容トルクによって選定してください。
 
 
   SFに関する説明は以上です。お分かりいただけましたか?

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   ギヤモータのSFについて2回にわたり記載いたしましたが
  如何だったでしょうか?

  ここでワンポイント!
  
  運転中にピーク負荷が発生するような機械にギヤモータのSFを
  負荷特性に合わせて大きくし更にインバータで運転を計画する場合
  皆さんはどうされますか?
   一般的な緩やかな負荷変動に対してのインバータの耐負荷特性は
  最新のインバータではかなりの率で支障なく運転できますが、
   運転中の急峻に負荷がかかったり、カム機構等を含み、且つ
  フライホイル機構の無いような場合には運転状況により通常の
  インバータ選定ではトラブルが生じることが有ります。
   この様な場合、インバータにも「SF」を考慮し、1ランク上の
  容量を選定するほうが良い場合があります。

  SFは機械の負荷特性を検討・考慮することであり、ギヤモータ、
  インバータ、周辺機器等の総合的な設計を行うことになります。

  計画、検討や選定時に?が生じた場合、是非御照会ください。


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 皆様のご希望にそいテーマアップいたしますので是非ご意見お寄せください。

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