1)ハイポニックギヤモータのdxfダウンロードコーナーがリニュアルしました。
検索タイプ&新機種をアップしデータが増えました。
2)新小形総合カタログ(2004/11) のカタログダウンロードコーナにUPしました。
◆ 技術情報 ◆
インバータを使いこなす為に 第2回
--- ACLとDCLの選定は上手く出来ていますか? ---
皆さんはACL,とDCLの使い分けや高調波抑制対策実施要領をどうされていますか?
1.高調波抑制対策(JEMA)
高調波抑制対策について社団法人日本電機工業会では次のような指針を出しています。
平成6年9月
通商産業省(現在経済産業省)資源エネルギー庁制定「高圧又は特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン」と「家電・汎用品高調波抑制ガイドライン」
平成16年9月
「家電・汎用品高調波抑制ガイドライン」を廃止
JEM-TR226:2003「汎用インバータ(入力電流20A以下)の高調波抑制指針を制定
JEM-TR226:2003「サーボアンプ (入力電流20A以下)の高調波抑制指針を制定
また、特定需要家については汎用インバータ及びサーボアンプは全ての機種が
「高圧又は特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン」の対象
以上のようなガイドライン及び指針が出されています。
2.具体的にACLとDCLの高調波抑制対策とは!
電源ラインに対してインバータが負荷としてある場合電源から見るとコンデンサを含む整流器であり、コンデンサに充電される際に高調波を発生します。
特に電源インピーダンスが低い大型需要家などは波形の歪が大きくなりその影響が顕著に出ます。
この様な電源ラインに対してリアクトルを挿入することで電源インピーダンスが確保されるとともに、整流時の波形歪が改善され電流リプルの低減を行います。
これにより高調波抑制の効果を得られます。
またコンデンサー負荷であり、リアクトルを挿入する事で力率の改善になります。
3.なぜACLとDCLがあるのでしょうか?
ACL:インバータの一次側に挿入され、その値は2~3%インピダンスです。
効果 1.高調波抑制 2.電源協調 3.インバータへの突入電流の緩和
4.電源電圧の不平改善
デメリット 三相の為コストUP・寸法が大きく重い
DCL:インバータの整流部(コンバータ)の後の平滑回路に追加します。
値はインバータの容量で決まります。
効果 1.高調波抑制 2.インバータのDCリンク(平滑回路電圧)の安定
メリット 単相になる為コンパクトで低コスト軽量
デメリット 電源協調の効果は薄い
つまり、インバータ本体から見るとDCLで十分ですが、更に電源設備から考えるとACLの電源協調のメリットも大きのです。 また電源ラインの電圧不平に対してもACLを用いる事で改善できます。
設備としての理想はインバータにDCLを挿入しインバータの電源側に専用のトランス又はACLが挿入される事です。
実際の設置につきましてはACL及びDCLは、インバータにできるだけ近い場所に設置してください。 なお諸データはPTC Webサイトの技術情報>インバータ編を参照ください。また、この他にご質問等は
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