住友重機械工業株式会社 PTC事業部

PTCワールドワイド 住友重機械工業株式会社

予備機や運休していたライン、長期のメンテナンス後の運転再開時などで電機品のトラブル発生を経験された事はありませんか?
特に長期間通電が無かった後での扱いは注意が必要です。

1.保管環境により粉塵等が付着している場合
粉塵が付着した場合、湿度の変化、温度の変化により漏電が発生しやすくなります。 制御用のボードも要注意です。ドライエアー等で充分に粉塵を除去してください。

2.シーケンス盤回りの接触器に粉塵等が付着している場合接触器では接点に粉塵が入る事でチャタリングの原因や異常音の発生等につながります。
長期間の運休後は必ず動作確認が必要です。

3.長期保管、運休の場合の接触不良接点や、端子台等で原因不明のトラブルが発生し、取り付けなおしの後におさまってしまうようなトラブルは接点や端子台の接触面が酸化し一時的に接触不良になる事があります。
また、長期間の使用で端子台のネジに緩みが起こり、接触不良で再運転時にトラブル事もよくあることです。

定期的な端子台の増し締めや、予備通電、シーケンス動作確認等でトラブルを防ぎましょう。
また、端子台回りの粉塵にも注意してください。

4.制御機器のトラブル防止
制御機器は多くのIC部品や半導体素子、コンデンサー等を使われています。
  
この様な部品は長期間の停止(通電の中止)の後の使用には予備通電(数時間を目安)を必ず行ってください。素子が安定しトラブルの発生が減少します。
特に大型のコンデンサを使用した機器は長期間保管により、コンデンサの劣化が起こっている場合があります。
取扱説明書等に従いチェックしてください。

例)インバータのコンデンサが劣化した場合、運転時に異常振動を起こしたり、負荷に関係なく過電流トリップをしたりします。
この様な場合はメーカにご相談ください。 


■トラブルの多くはメンテナンスで防げます。メンテナンス等のお問合せもお寄せください。
   

<攪拌機のインバータ アプリケーション>

第2回 高粘度、反応攪拌機

前回の攪拌機の他にも多くの特性の機械がありますが、その一部についてご紹介いたします。

1)高粘度用途の物は、始動時の高トルクが要求されますが、インバータ化で多くのメリッとを生みます。
・直入れ運転とインバータ運転による大きな違いは、加減速時間が加わることです。一般に言うクッションスタートですが、現在のインバータでは、この加速カーブも多様なパターンを持っており、(直線加速、Sカーブ加速等) 製品の特性に合わせた最適モードで加速でき従来の運転と比べ大幅に省エネと羽根の負担が軽減されます。

2)センサレスベクトルインバータによる運転では負荷率に関係なく設定した運転速度を保てます。
・軽負荷ではモータの回転数のスベリは少なく影響もあまりありませが高粘度の攪拌や反応釜等の負荷の大きい物では実際のスベリの影響も大きくなります。
製品の品質の向上と安定は、正確な回転数の運転と攪拌時間が大きな要因になるのではないでしょうか。
  
センサレスベクトルインバータで安定した精度の高い速度運転を行いませんか?

3)センサレスベクトルインバータによる運転では、その機能の1つとして過トルク検出の機能があり、反応釜のような特性の変化が大きいく負荷の大きい場合、有効な機能といえます。
・反応が進み、負荷が増大するとモータ電流の検出等でその負荷状態を確認し、攪拌速度を調整する運転を行う場合は、例えばHF-430の機能の「UP・DOUN機能」と「過負荷検出機能(外部出力信号)」の組み合わせで同様なアイデアも考えられます。
但し、本格的なトルクコントロールを行いたい場合は、ベクトルインバータ(センサ付き F/B運転)でトルク制御用のシリーズをご使用ください。

◎負荷特性によっては、定出力運転をベースにしたギヤモータとセンサレスインバータの組み合せ運転は大変メリッとを生み出します。


■インバータは多くの機能を持っています。

最適なアプリケーションと様々な機能の組み合わせで、高品質で安定した製品の製造、生産を検討されてはいかがでしょうか!

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